長崎県警が昨年2月に傷害致死容疑で逮捕した50代男性の取り調べで、自白を強要するような言動があったとして、長崎地検が県警に取り調べを適正にするよう申し入れていたことがわかった。地検が男性からの訴えに基づき、県警の取り調べを録音・録画した映像で確認した。県警は指摘を受けて捜査を検証したが、取り調べは適正で違法性はなかったと説明している。

 男性は昨年1月、長崎県大村市で80代の実母に複数回の暴行を加えて死なせたとして逮捕された。

 県警刑事総務課と男性の元弁護人によると、男性は暴行については認めていたが、死なせたことについては否定。県警の取り調べの後、「言っていないことを調書にされた」「言い分を聞いてもらえず、自暴自棄になって調書に署名した」などと地検に訴えていた。

 地検が県警の取り調べ映像を確認し、県警の取調官が事件について、男性の犯行だと決めつけるような、自白の強要とも受け取れる言動で取り調べていたことが発覚。地検は2月末、取り調べを適正に行うよう県警に申し入れた。

(朝日新聞)

 

 

 

このようなことは、まだあるはずです。取調室の密室状態では起こって当然でしょう。完全可視化は法律化し、まっとうな第三者の弁護士などの立ち合いも必要ではないでしょうか?

 

 

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