来客がある時には出前寿司は便利ですよね。しかしながらその場で握られた寿司と比べると、どうしても風味が落ちてしまうのが欠点です。
一番の問題は、シャリの部分で、握ってから運ぶまでのあいだにどうしても固くなってしまいます。そうなってしまうと寿司の醍醐味でもある「口の中でパラリとほぐれる」という食感が楽しめなくなってしまいます。そこで、腕のいい職人になると、カウンター用の寿司にくらべると出前用の寿司は少し柔らかめに握るそうです。
全体の大きさもカウンター用と出前用とでは少し変えます。出前用の寿司の場合は、シャリが20グラム、ネタ12グラム程度で握るのが標準です。カウンターで出す場合は、一口で食べれるように、出前用よりやや小さめに握るのが基本となっているようです。
あくまで、一般的なお店の話なので全体的には当てはまらないです