細菌は原核生物で、形としては丸や円筒が基本。大きさは1マイクロメートルくらい。
糸状菌は菌糸を伸ばすカビの総称で、大きさは10マイクロメートルくらい。こちらは真核生物。
放線菌は細菌と一緒の原核生物なんですけど、
形がカビの菌糸を伸ばしたようなカタチをします。大きさはカビよりグッと小さく、細菌並み。
このような微生物以外にも、土の中にはミミズやなんかの生物もたくさんいます。
さて、こんな小さな生き物ですが土の中には一体どれくらいいるかというと。
1m×1mの深さ10cmの土壌に土壌微生物を含めた土壌生物全体でだいたい700g生息しているそうです。
その割合は、カビが一番多くてだいたい7割。2.5割が細菌と放線菌。数では細菌が圧倒的に多いのですが、重量で見るとカビの方が多い。
でもって残り、0.5割が土壌動物。ミミズとかっすね。
700gってピンときませんが、調べたら。少年ジャンプ1冊分とありました。ちなみにキティーちゃんは900gくらいなので、それより少し軽い。
1㎡にキティーちゃん少しかけるくらい。
チビとらが、キティーちゃんと同じくらいだった。
話進めて、コレって土の重量の何割くらいになるのかなと計算してみました。
まずは土の重量。1m×1m×10cmだから、0.1㎥。比重1だと100Kg。ここら辺の土の比重は0.75なので75Kg。
75Kg中の700gなので、土のだいたい1%くらいが土壌生物の占める割合なんすね。
では軽く復習しておきましょう。覚えておくことはただ一つ。キティーの重さはチビとらと同じだったということ。コレ一点。