今日は、

前回の雑談小話から、

派生していった娘のお話。

 

 

では。

 

 

前回に少しだけ書いた、

今年の5月、娘が帰省した際、

帰りの車の道中、互いの近況の会話で、

私の近況は、彼の帰還のことや、

娘も知っておいた方が良いなと、

感じたことなどをザックリと話した。

 

 

その時は、それで終わり、

娘は、その日のうちに、

友達の家へ毎度の連泊居候。

 

 

その娘のお友達は、

高校時代からの友達。

 

 

彼女は、めちゃ美人さんで、

サバっと姉御肌で愛情深く、

性格も地頭も良く、

多くの人々が憧れそうな、

様々な運を自然とお持ちで。

 

 

半面、高校生の当時から、

どこか寂しげな陰の雰囲気もあって、

何となく謎の親近感を感じ、

私から眺める娘の友達衆の中では、

異彩を放っていて、

特別を感じる大好きな子。

 

 

そんな10数年来の友達宅から、

数日後、家に帰って来ると、

娘が話しかけてきて、

そのお友達の話や自分の事を話し始め、

私は、不思議な感覚になった。

 

 

(娘の話の内容から)

あー、○○○○君が春に還ってきた話、

近況話で娘に話してもうたから、

恐らく、娘は私と彼の話を、

その友達に話したんだろうなって、

すぐ感じたし。

 

 

私と彼の話は、

娘・友達それぞれにも、

どこか理解できる部分があったから、

(何となくの共感みたいな?感じ)

娘は私に、話をしてるんだとも感じた。

 

 

そう感じる私も、

お友達や娘自身の事の話の内容に、

何か、私自身と重なり、

不思議な気持ちになり、

見えない空間で共に分かち合ってる、

そんな感覚になった。

 

 

で、帰宅した娘は、

開口一番、こう話し始めた。

 

 

「〇〇(友達)もな、

お母さんみたいに、

ずっと、好きな人がおらんねん。」

(私の場合とは、ちと事情が違うけど)

 

 

彼女は、すごくモテる子なのに、

20歳くらいから、

彼氏がいないというか、

好きな人とか出来ないし、

そもそも、特に彼氏が欲しい、、

とかないそうで。

 

 

でも、皮肉なもので、

容姿も心も美人さんなので、

男の人が寄ってきて、

本人は、それがしんどくて、

遂には荒業に打って出て、

ここ何年か掛けて増量したそう。

 

 

太ったら、

そういうのも落ち着くだろうと。

 

 

好きになってもらえるって、

すごく、ありがたく、

幸せなことには間違いないけど。

 

 

でも、自分の中で、

そういうのがない時って、

その度、お断りするのに、

無駄に心の体力を使ったり、

女子あるあるのやっかみを受けたり、

疲れちゃうんだろうな。

 

 

「普通に女の子でいること」

 

 

そこを捨てていくように、

どうでもよくなる気持ちは、

私は、わかるなぁって、

不思議な感覚になった。

 

 

水と水がくっつくような、

彼女と私が重なるような感覚。

 

 

そういう風にしか、

生きられない時間もあるし、

どんな在り方も、あなたそのもので、

どう在ろうといいんだよって。

 

 

いつか時が訪れたら、

女の子を捨ててる時間も、

大切な必要な時間だったと、

きっと、わかる日が来るからねって。

 

 

彼女の場合は、

ぽっちゃりになっても、

モテちゃうだろうから、

無駄な抵抗なんだろうけども、

そうすることのほうが、

ある意味、生きやすいんだろうな。

 

 

19歳で恋愛が終わってる私の話を聞いて、

そこから、好きになる感覚がないことが、

彼女も、同じように、

あ、なんかわかる!って、

感じたんじゃないかなって思った。

 

 

そして、娘は、

お母さんも友達のそういう部分が、

なんか似てるなって思ったから、

その話を、私に話したんだろうなと。

 

 

ほんでやな、

娘には言わなかったけど、

こんな風に感じた↓

 

 

無意識に、

彼女は、まだ気づいていない、

護りたいものが何かがあるなと。

 

 

(私のケースとは違って)

彼女の場合は、

これから、出逢う人がいて、

その人(魂の片割れ)のために、

心の聖域を護っているようなイメージを、

すごく感じて。

 

 

恐らく、

海外の人なんじゃないかな?と。

 

 

だからなのか、海外志向の娘が、

その導き手を無意識にやってる、

そんな感覚を観じた。

(どうなるかは未知だけど)

 

 

で、まだ、続きがあって。

 

 

続けて、娘は、

自分の話を話し始めた。

 

 

「お母さん、

この人以上の人には、

もう出逢えないって言ってたやん、

それ位、特別な人って。

それ、ちょっと、りぃもわかんねん。」

 

 

この後、

娘の話が続くのだけど、

その会話の意味が、

わかりやすいように、前置き説明を。

 

 

娘は、

2020年の台湾留学して程なくして、

外国籍の彼氏ができた。

 

その彼氏は、

確か、7~8歳程年下で、

とてもとても純粋で優しい男の子で、

いい感じのイケメンくんなのに、

俺って、かっけーみたいなのが皆無で、

全く、そこに頓着がなく純朴で、

日本には、いないような子だと、

娘から聞いていた。

 

それを含め、

娘の台湾時間は、

本当に充実していたのだけど、

ビザの関係もあって帰国し、

彼とは、そのまま遠距離に。

 

留学帰国後、

彼の話を聞いたり、

プレゼントを見せてくれたり、

まぁ、幸せオーラで溢れてて、

そのプレゼントを数々を見せてくれた時、

えらい可愛らしい服を見せてくれ、

 

「これもな、

三十路過女が着るのは、

正直、きっついねんけどな、

でも、値段とかデザインじゃないねん。

 

〇ちゃん、忙しいのに、

りぃのために買いに行って、

選んでくれたんかと思うと、

それが、めっちゃ嬉しいねん。

 

ほんで、嬉しそうに渡してくれて、

何かな?ってドキドキしながら、

開けたらこれやって(服のこと)、

ずっこけそうになったけど、

何て、純粋なんやって感動してん✨

 

○ちゃん、怖いくらい、

穢れのないピュアな心の人で、

それを、(日本的習慣という意味で)、

りぃが穢してしまいそうで、

そこがちょっと、思うところ。

 

まるで娘は、

綺麗な綺麗な宝物に触れるように、

その彼氏を想っていて、

そういう娘を見たことがなかったから、

今までの子と違うなって感じた。

 

そして、

彼氏から貰ったプレゼントを語る娘も、

純粋な輝きのエネルギーで、

私には、娘も宝石というか、

透明なクリスタルに観えて。

 

私は、彼氏の話を聞いてると、

彼氏の透明さを手に取るように感じ、

彼氏の話をしている娘を見てると、

私には、娘が透明に観えるの。

 

彼氏と娘は似てるな、

あの子ら、透明な魂やわと思った。

 

でも、1~2カ月位経った頃かな?

娘が、泣いてるのがチラッと見え、

どしたん?と、声をかけると、

聞かないでオーラを出されたので、

あぁ、別れちゃったのかって感じ、

残念だなって気持ちに、私もなった。

 

別れた後も娘は、

彼からプレゼントされた、

(確か、誕プレだった気がする)

小学生が履きそうな可愛らしい靴下を、

穴が開くまで、ずっと履いてて。

 

さすがに、見かねて、

穴から運が逃げそうやから、

取り敢えず、履くのやめたら?って、

言ったくらい。

 

でも、穴の開いた靴下を、

しょんぼり愛おしいそうに見つめ、

捨てられない感じで、

すごく、大切にしてるんだなって、

ひしひしと感じた。

 

別れて間もなく、

東京へ就職したから、

彼のことは心にあったみたいだけど、

〇ちゃん(彼)に拘ることなく、

新しい彼氏を作るぞと拘ることなく、、

純粋に自分の人生を楽しもうと思い、

海外の友達の輪を広げ、

約1年半、東京生活をenjoyして、

今年5月に帰って来た。

 

 

前置き終わりで、

会話の続きを。

 

 

「お母さん、

この人以上の人には、

もう出逢えないって言ってたやん、

それ位、特別な人って。

それ、ちょっと、りぃもわかんねん。

 

○ちゃんも、りぃにとっては、

特別やねんな。

 

○ちゃんと別れた時、

りぃも、○ちゃんみたいな、

もう、あんな純粋な子とは、

この先、出逢われへんやろなって感じた。

 

○ちゃんと別れてから、

彼氏とか欲しいとかより、

海外の人達との出逢いが楽しくて、

そっちを愉しんでた。

 

でも、

これからも、ずっと彼氏をいらんとか、

全く、思ってへんし、

縁があったら恋愛するだろうし、

自分の人生を愉しもうと思ってる。」

 

 

この話を聞いている時も、

さっきと同じで、

りぃと私が重なる感覚になって。

 

 

上にも書いたけど、

私が、彼が還って来たと話をしたから、

友達に話す流れになって、

その時、友達と私、娘と私と、

それぞれ、どこか似た感覚を感じたから、

娘が、話をしてくれたと感じたし、、

 

 

何ていうのかな、

互いのエネルギーが、

重なり融けるような感覚を感じて、

うわぁ~っさわさわ〜ていう、

心の鳥肌みたいなのが立ったんだよね。

 

 

・・・と、

これが、今年の5月初旬の話で。

 

 

そして、

この時の共鳴なのか、

リンクするように、後に繋がっていた。

 

 

☺︎