18歳で 普通車の免許を取り 結婚するまでスズキのアルトワークス(赤)に乗っていた
軽だけど そこらの普通車にゃ 負けないさ もちろんオートマじゃないよ
その頃 付き合っていた彼との家の距離が
昼間 普通に走って 1時間ちょい
夜間 普通に走って 55分
ウシミツドキ あたしが走って 45分 どやさ
毎回 1分 1秒 短縮出来るのを 楽しんでいた 気分はアイルトン・セナ
いつも彼が運転すると 必ず言う
「この車 クラッチの 遊びが ないなぁ~」
遊びがない およびじゃない なんでやねん
あたしも 遊び人じゃ ないさねぇ~
ある日 仕事へ 向かう途中 左から 突然 車が突っ込んできた
キィィィィィィィ
あたると 思ったね 怖くなったら ムカついてきた
「どこ 見てんねん おっさん」 ・・・・・・・・・・
あらあたしと したことが・・・そんな子じゃなくてよホント ホント
音楽 ガンガン なってるから 聞こえないよ 平気 平気 平・・・・気
じゃないかも・・・・・
「はぁ~ 誰に もの 言うとんねん」
あれぇ声 届いちゃいましたぁ
知りません あなた様のことなんて ご存じないです
そう・・窓が 開いてた それも 全開 なんてこったぁ
降りてきた もんだから めっちゃあせる 売られちゃうよ ど・・・どこに
猛スピードで逃げたね このとき セナを超えたかも ワークス頑張っておくれ
裏道 通って小回り きかせて 軽自動車 ばんざーい
心臓 バクバク 体は ガクガク こわかったよぉ
次の日 仕事への ルート変更 したのは 弱虫な あたしです
みんな 窓の確認 忘れずに・・・・・・・・・