【第一回総合計画審議会】
総合計画審議会が開かれました。
只今横須賀市では次期基本構想・基本計画が策定されようとしています。
横須賀の未来像を描き、そこに向かって進むべき方向性が示されます。
審議会は市内の各団体や学生、公募委員らからなり、第一回目の本日は分野別未来像として福祉分野、子育て・教育分野について意見が交わされました。
福祉については、福祉は高齢福祉、障害福祉、児童福祉など限定的なものではなく、すべての人が対象のものだよね・・・といった意見などがあがりました。
子育て・教育についてはまず「子育て」という言葉の違和感についての意見があがりました。
そして「子育て」の文脈で子どもが受け身の存在としてとらえられていることを指摘し、子どもが当事者であることの視点を入れる大切さについての意見もあがりました。
様々なバックグラウンドを持ち、年齢層も幅広い審議会で活発な意見が出されていました。
今日の審議会の様子は録画されており、後日ネットで配信されるそうです。(今までにない取り組みです)(なお総合計画策定に向け横須賀の2030年を考える市民ワークショップが今週Zoomで開かれますが、こちらも初めての試みかと思います。)
【令和2年度第2回人権施策推進会議】
人権施策推進会議、テーマは障害者の人権課題です。
今回障害者計画等検討部会委員から二人の委員が参加し、体験談を交えながら様々なお話をしてくださいました。
障害児の幼稚園受け入れ、コロナ禍での育児、支援級在籍児童の増、”特別扱い“はしないと言った学校、身上看護、情報弱者になりがち、事業の継続性の不安・・・
現実に起きている課題を、改めて突き付けられました。
体験談が、リアルに刺さりました。
人権施策推進会議の後、場所を移動して横須賀市環境保全審議会へ。
いわゆる「ごみ屋敷」に関する条例施行後の対応状況についての報告がありました。
今までの通報件数は58件。うち条例対象が32件で、現在も継続中の対象件数が22件だそうです。
いわゆる「ごみ屋敷」の原因としてごみを持ち去る行為があります。この対策としてごみの持ち去り行為の規制について条例で規定し、令和2年7月1日より施行されています。
こちらはごみを持ち去る行為を禁止する命令を受けたものがそれに違反したときは5万円以下の過料が適用されますが、この規定に対し、「命令に違反したとき、でなくその行為が行われたら、という直罰にする方が効果的では?」という意見があがりました。
資源循環部としては条例の目的として「まずは行為の抑止」を考えている、と答えていました。
ちなみに条例施行から3か月以上経ちますが、まだこちらが適用されて過料を科された方はいないとのことです。
今日は傍聴が多い一日でした。合間に福祉関係のヒアリングをしつつ・・・。色々考えるポイントをいただいた日でした。