【港区 幼・小中一貫教育】
本日より教育福祉常任委員会での視察です。
初日は東京都港区の教育委員会に、幼・小中一貫教育の取り組みについて伺いました。
平成24年度から準備期間があり、平成27年度から正式に始まった、幼稚園から中学校までの教育プログラム。
各エリアを「アカデミー」と称し、幼稚園、小学校、中学校の先生が連携して子どもたちに関わります。
施設一体型、施設隣接型、施設連携型など、形態は少しずつことなっています。
港区は公立幼稚園が12園あるようで、その幼稚園と区立小学校、中学校の連携です。
私立幼稚園との連携も、希望に応じてやっていく、とのこと。
港区は公立中学校への進学率が52~55%。他は私立中学を受験するそうです。
(一貫教育プログラムを始めてから、区立中学校への進学率が少し上がったそうです。)
平成27年度区立小学校18校でのいじめ認知件数は20件、区立中学校10校では12件。
不登校は小学校で24名、中学校で44名。
いじめ認知件数、不登校数共に非常に少ない印象を受けますが、これは数としては一貫教育前からそんなに変動はしていないよう。
教育委員会の方から聞かれる様々な話が、横須賀とは大分違うところもあり、とても新鮮でした。
是非12年過ごした子が卒業し出した頃にまたお話を伺いたいな、と思いました。