【横須賀市立小中学校適正配置審議会】
1月19日、横須賀市立小中学校適正配置審議会の傍聴へ。
今は具体的な学校名を挙げて統合、閉校などを話し合っているわけではなく、小中学校の適正規模及び適正配置に関する基本方針について話をしています。
児童・生徒の多い学校もあれば、少ない学校もあり、それぞれメリットやデメリットがあることでしょう。
メリットやデメリットは子どもが感じるものなのか、保護者か、はたまた教員か。
教育を受けるのは子どもであるけれど、それを行うは教員であり、
それぞれの立場の意見が大切です。
そして同じ子どもであっても、少人数がいい子もいれば、大人数がいい子もいる。
大人はみな昔子どもだったわけで、
時代は変わったかもしれないけれど誰もがどこかで「自分だったら」を考えていると思います。
転校や学校の統廃合など特殊な事情がない限り、自分の通った学校とそうでない学校を比べることはできません。
審議会に出席しているとある校長先生がおっしゃっていました。
「小規模校、大規模校のメリット、デメリット、ではなく、私たちはその学校の良さを最大限活かす教育をやってきている。」
だから学校規模によるメリット、デメリットでなく、どの学校でもきちんと教育が受けられるようにしている、と。
これがある意味正解なのではないかと思うのですが。
施設配置を学校は学校で考えるのが良いのかどうか。
すべての公共施設と合わせて考えるべきなのでは、と思いつつ。
何を大切にするのか、によって“適正”は変わってきます。
子どもたちのために、審議会ではたくさんの大人たちが論を交わしています。
(子どもたちが意見を表明する「こども議会」などでリアルな子どもの声を聞いてもおもしろそうですね。
子どもも自分に関わりのあることはより積極的に考えてゆくと思うので。)