レバレッジド・スペシャル・ディビデンド
先週の企業価値評価のクラスで、ケーススタディーのディスカッションをしました。
取り上げたケーススタディーは、
"Sealed Air Corporation's Leveraged Special Dividend"
シールドエアーは、パッケージング・ソリューションの会社です。
割れ物を包んだりする、プチプチも作ってる会社みたい!(私、あれつぶすの大好きです 笑)
すっごいいい加減な概略を言うと、キャッシュがありすぎて、業績が停滞気味の会社の社長さんが、いきなり一回きりのすごい配当金を借金してまで配ることにしたら、会社の業績が伸びた、というものです。
1989年に実際あった話です。
どれだけすごい配当金だったかと言うと、一株$40です。
このすごい配当金が発表される前は、一株$44~$45で市場で取引されてました!
しかも、それまで10年の間、この会社、1四半期18セントくらいしか配当金を払ったことがありませんでした!!
この特別配当金だけで、この会社の普通株の市場価値の87%も占めてました!!!
当然借金しないと配当金を払えなかったわけで・・・。
この借金によって、それまでのんびりしていた社員たちの危機感を呼び起こし、社内で様々な改革も効果を及ぼし、成功した、というケースです。
しかし・・・、エグゼキュティブの報酬コンサルタントをしているクラスメートがうちのクラスにはいまして・・・。
クラスの多くが、「会社や社員の意識変革のために必要だったでしょー」「実際、他の方法ではここまで効果が出なかったでしょ」「特許切れそうだったわけだし、なんかしなきゃいけなかったでしょ」「終わり良ければすべて良しなんじゃないの?」という中で、一人、デビルに徹した彼。
「絶対役員が自分たちの資産を増やすためだけにやったとしか思えない!(断言)」
彼は、この渦中のデトロイトとその近郊地域でコンサルタントをして、今会社が潰れそうなのに、「ちょっと僕/私の給料なんとか減らさない方法ないかね~?」と言ってくるエグゼキュティブたちを相手にしているので、そういう風にしか見れないんだそう。
彼の言うことは実はかなり筋が通っていて、実際シールド・エアーの当時の社長は大株主で、この特別配当金でぼろ儲けしています。(社長は700万ドル手にしました)
実は、配当金目当てで、その後の債務が増えた経営のリスクを全部社員に負担させただけじゃないか。
自分はお金持って逃げればいいし、後のことは知ったこっちゃない。
実は、株主の価値を大きくすることどころか、社員の将来や会社の将来まで考え抜いて決められたことではないのではないか。
「でもさ、経営者ってこの不景気でもありえない給料もらってたりしてモラルを疑うこともあるけど、やっぱり社員や自分の会社のこと考えてないってことはないんじゃない?」
不動産ローンの営業マンが言いました。
結局、意見は二分したまま、ディスカッション終了。
これは、他の会社にも適用できるか?
いや、今の時代、銀行がお金貸してくれませんから~ 汗
今の時代じゃなくても、私が社員だったらびっくりして会社辞めるかも。
銀行なら、スポンサー会社がいたりしない限り貸し渋るし、そもそも役員報酬が大きすぎるからエイジェンシー問題疑う。
経営者だったとしても、かなり勇気いりますよね?会社が属する産業やその会社の状態にもよると思うけど。
いや、でも、自分がお金欲しいだけだったら、できてしまうものなのか?
取り上げたケーススタディーは、
"Sealed Air Corporation's Leveraged Special Dividend"
シールドエアーは、パッケージング・ソリューションの会社です。
割れ物を包んだりする、プチプチも作ってる会社みたい!(私、あれつぶすの大好きです 笑)
すっごいいい加減な概略を言うと、キャッシュがありすぎて、業績が停滞気味の会社の社長さんが、いきなり一回きりのすごい配当金を借金してまで配ることにしたら、会社の業績が伸びた、というものです。
1989年に実際あった話です。
どれだけすごい配当金だったかと言うと、一株$40です。
このすごい配当金が発表される前は、一株$44~$45で市場で取引されてました!
しかも、それまで10年の間、この会社、1四半期18セントくらいしか配当金を払ったことがありませんでした!!
この特別配当金だけで、この会社の普通株の市場価値の87%も占めてました!!!
当然借金しないと配当金を払えなかったわけで・・・。
この借金によって、それまでのんびりしていた社員たちの危機感を呼び起こし、社内で様々な改革も効果を及ぼし、成功した、というケースです。
しかし・・・、エグゼキュティブの報酬コンサルタントをしているクラスメートがうちのクラスにはいまして・・・。
クラスの多くが、「会社や社員の意識変革のために必要だったでしょー」「実際、他の方法ではここまで効果が出なかったでしょ」「特許切れそうだったわけだし、なんかしなきゃいけなかったでしょ」「終わり良ければすべて良しなんじゃないの?」という中で、一人、デビルに徹した彼。
「絶対役員が自分たちの資産を増やすためだけにやったとしか思えない!(断言)」
彼は、この渦中のデトロイトとその近郊地域でコンサルタントをして、今会社が潰れそうなのに、「ちょっと僕/私の給料なんとか減らさない方法ないかね~?」と言ってくるエグゼキュティブたちを相手にしているので、そういう風にしか見れないんだそう。
彼の言うことは実はかなり筋が通っていて、実際シールド・エアーの当時の社長は大株主で、この特別配当金でぼろ儲けしています。(社長は700万ドル手にしました)
実は、配当金目当てで、その後の債務が増えた経営のリスクを全部社員に負担させただけじゃないか。
自分はお金持って逃げればいいし、後のことは知ったこっちゃない。
実は、株主の価値を大きくすることどころか、社員の将来や会社の将来まで考え抜いて決められたことではないのではないか。
「でもさ、経営者ってこの不景気でもありえない給料もらってたりしてモラルを疑うこともあるけど、やっぱり社員や自分の会社のこと考えてないってことはないんじゃない?」
不動産ローンの営業マンが言いました。
結局、意見は二分したまま、ディスカッション終了。
これは、他の会社にも適用できるか?
いや、今の時代、銀行がお金貸してくれませんから~ 汗

今の時代じゃなくても、私が社員だったらびっくりして会社辞めるかも。
銀行なら、スポンサー会社がいたりしない限り貸し渋るし、そもそも役員報酬が大きすぎるからエイジェンシー問題疑う。
経営者だったとしても、かなり勇気いりますよね?会社が属する産業やその会社の状態にもよると思うけど。
いや、でも、自分がお金欲しいだけだったら、できてしまうものなのか?
