我が家の3人目、かんたは
知的障害を伴う自閉症です。
只今、4歳2カ月ですが…
意味を持つ言葉は一切話せません。
宇宙語のような、
赤ちゃんの喃語のような…
独り言は、何やら話してるようですが
こちらには理解できません。
こちらの指示も、ほぼ9割通りません。
かんたが何か取って欲しい時や
して欲しいことがあるときは、
私の手を掴んで、
そこまで引っ張って連れて行きます。
これをクレーン現象といいます。
現在は、療育機関に2箇所。
作業療法に通っているのと、
土曜日は預かりメインの児童発達支援に行っています。
上の二人を育てていて、
言葉もまぁ早くから出ていたし、
発達に関してあまり困ったこと
というのは、なかったので知りませんでしたが
言葉を話すということは
いかに、すごいことかというのを
かんたを育てながらひしひしと感じます。
このまま一生
言語はでないかもしれない
そう、医師に言われた時
絶望感に包まれたことを覚えています。
あきらめたくなくて、
トレーニングはしたい…という私の希望で
以前は、作業療法と併せて
言語療法にも通っていたのですが
何せ、かんたの場合は
多動がひどく、
じっと机に向かうことが難しいので
今は、言語療法はお休み中です。
普段は、上の子たちも通った
普通の保育園に通っているので、
同じクラスの子たちは、
いわゆる定型発達の子ばかりです。
週一で朝一に療育へ行ってから
かんちゃんを園へ送ると
同じクラス（年少）の子たちが
上手に歌を歌ったり、
先生に習ってダンスをマネしたり
きちんと机に座って絵を描いているのです。
奇声を上げながら、
走り回るかんちゃんと見比べて
「他の子と比べてはダメ」
そう、思いつつも
胸がザワつくのは、
障害児を育てるママなら
きっと、みんなが通る道なんだろうなぁーと
そう思うのです。
