5月、熱中症になりました。

5月にしては暑い日だったようです。

その日は出張で、家から電車で30分の駅にいました。

 

ただ、私は朝から寒かった。

エアコン…駅のホームにあるので

四方を壁に囲まれているわけじゃないから

ほとんどきかないけど(壁は2方向のみなの)

 

私はエアコンの風にあたってトリハダが立ってて

 

それでも仕事の相方さんのために

スイッチは消さなかったけど、少し弱めてました。

 

お昼になって店番が一人体制になって

早速エアコンを一番弱く、風が当たらないようにしていたら

 

だんだん頭痛がひどくなってきました。

 

むかむかしてきて

口に何か入れることもできなくなってて

水分補給なんて考えられなくなってて

 

それでもお客様は途切れず

 

ヤバいヤバいと思ったころには

 

遅かった。

口中にしょっぱい味が広がって来て…

 

アイスカフェオレを作りかけたまま

「すぐもどってきます」と

お店の外へ…

 

走ったせいで内臓がぐるぐる動いて

手洗いの入り口で

 

噴き出してしまった。

 

もうね。恥ずかしいとかみっともないとか

考えられない状況。

 

押さえられない何かが

口から耳から目から出てるんじゃないかって

ものすごい勢いで…

 

個室にたどり着いて

ほぼ全部出してしまった。

 

いつもの嘔吐と違うのは

構えなくても噴き出してくること

 

あふれてきて止めようがないこと

 

エプロンも腕も靴もいろんなところを汚しました。

 

手洗い場で顔と腕とメガネを洗い

エプロンは外し靴をぬぐって

 

お店に急いで戻って

カフェオレをお渡ししました。

 

その後、会社へ連絡しようと思っても

お客様が途切れない

容赦なく次々接客する羽目になってしまい

 

クラクラフラフラ、

身体の中は恐ろしく暑いのに

表面は冷たくて

まだまだムカムカがとれなくて

 

合間あいまにラインを打って

やっと報告できたのは30分くらいあとだったかも

 

お店を閉めて待機しててと指示されて、

シャッターを閉めて

お店の床にへたり込んじゃった

 

結果的に飲食店だからノロの心配があるから

お店の中で嘔吐しなかったことを褒められた。

 

 

電車に乗り込み

クラクラとフラフラと不快感を持ち帰り

 

帰宅して爆睡。

起き抜けにお茶を飲んだら

また嘔吐。

 

手足もなんだかしびれてきて

怖くなっちゃった。

 

夜。土曜日の夜。

病院にいきました。

救急車は2回目。

 

意識はあるけど

微熱に下がってたけど

不安が不安を呼んで過呼吸に

 

救命士さんに

「息を吸いすぎてるからしびれるんだよ」

と教えてもらいました

 

病院では脱水を心配され

点滴を打って胃薬と嘔吐止めをもらいました

 

症状のピークに診察を受けてないから

なんとも言えないけど

熱中症に当てはまるかな~?という診断でした。

 

それからも、相変わらずお仕事の毎日

翌日の昼から通常通りお仕事しました

 

でも、ちびちびと

スポーツドリンクの水割りをのんでます。

 

あんなコワイ思いはもうしたくないから。

 

私の場合は、急に具合が悪くなりました。

それまでは少ししんどいとか

やけにきつい頭痛がするなとか

我慢しようと思えばなんとかなるくらいだったのに

 

でも、ある時をきっかけに

ガクンと落ちてしまう。

 

まさに急変!

 

よくぞ電車で帰れたもんだなぁと

後で考えてしまった。

 

いろんな人に心配と迷惑をかけちゃった。

 

気を付けていても難しいものは難しい。

これからの季節。

過酷な暑さとの闘いが待ってるのね…。

 

駅の売店のおばちゃんって

ほんとにすごいなぁ。