私は私を

愛おしいと想う

 

 

ちょっとぽちゃっとしやすい身体も

そばかすだらけの頬も

 

 

 

座りダコのできた足も

右手首にあるシミも

 

 

 

心が震えてすぐ涙がでる目も

そして、いろんなものを

感じとってくれる心も

 

 

 

私は私を愛おしいと想う

 

 

 

きっと過去で魂が

体験しつくしたからこそ

今興味がないことも

 

 

 

過去の記憶が

呼び起こされて

再び興味持つものも

 

 

 

過去の記憶から

好きになる人も

愛おしいと感じる人も

 

 

 

そして、過去の記憶から

嫌いだと感じる人も

近寄りたいと思わない場所も

 

 

 

すべて今ここで感じることは

私の魂の生きた記憶であり

記録であり宝物である

 

 

 

だから、私は私を

とても愛おしいと想う

 

 

 

感情が揺さぶられることが

あったとしても

それをじっくり味わうことを

する

 

 

 

なぜなら、それは、

私をより知るための

宝物だから

 

 

 

どんな時代を生き抜いて

どんなことに心が揺れて

どんな人生を歩んできたのか

 

 

 

その魂のストーリーを

知れるのが感情であり

今ここという場だから

 

 

 

だから

私は私を愛おしいと想う

 

 

 

この感じる心を愛おしいと想う

 

 

 

そして、目の前の誰かは

いつかの自分かも知れない

いつの時代かの私自身かも知れない

 

 

 

そう想うと

この目に映るすべてのものは

私自身なんだろう

 

 

 

私は私を愛おしいと想う

 

 

 

この時代に生き

感じれる心を

震える心を

とても愛おしく想う

 

 

 

 

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