こんにちは。

認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの桐原沙織(さおりん)です。

 

今日は、産後ケア大宮教室9月コース最終週でした。

不安定な天気でしたが、最後みんなそろって卒業を迎えられてうれしいです。

今月は車で来ている方が多くて、今日は「じゃあ、あのファミレスで!」とそれぞれ車で向かってランチをするという初めてのパターンでした🥗

ランチも楽しめたかな!?

 

 

最後のバランスボールエクササイズは、みなさんの気迫を感じて?か、比較的長い時間マットから母たちを見守ってくれていた赤ちゃん。

これまで赤ちゃんが泣いてしまうことも多くて、抱っこして一緒に弾んだり、それでも

なかなか泣き止まなくて、エクササイズを中断して抱っこしてあやす・・・という方もいらっしゃいましたが、今日はほぼ最後まで単身で弾み切れました!!

 

 

正直、赤ちゃんがぐずり出すと、「まだ抱っこしなくても大丈夫かな?」と「そろそろ抱っこした方がいいかな?」の葛藤だと思います。

なるべくなら単身で、手脚も動かして思いっきり弾みたい!

でも、赤ちゃんが泣いているのを放っておくのも・・・という葛藤。

そういう「ままならなさ」って、この場に限らずいろいろな場面で直面することだからこそ、よっぽど赤ちゃんがギャン泣きしているのにそのまま・・・という時以外は、わたしから「抱っこしてあげてください」と言うことはありません。

その時その時で何を優先するか、どう判断し対応するかはみなさん次第。

 

 

しかも、自分が「こうしたい」と思ったら、それを実現できるように行動も変わります。

今日も「エクササイズ中、なるべく赤ちゃんも穏やかに過ごせるように」と赤ちゃんが落ち着くおくるみやお気に入りのおもちゃを持ってきたり、そういう工夫が生まれるのも素敵。

一瞬、赤ちゃん全員大合唱!?みたいなタイミングもありましたが、一番きついジャンプの時はみんなでマットから見守ってくれて、母たちの奮闘ぶりを応援してくれているようでした🔴

 

 

そして、後半の対話のコミュニケーションワークでは、【人生・仕事・パートナーシップ・5年後のわたし】をテーマに話をしました。

正直、産後すぐのいまのタイミングで「5年後のわたし」に思いを馳せても、出てくるのは「理想」ばかりかもしれない。

でも、妄想でも理想でもいいから一度イメージしてみると、「いま」とつながって、自分にとって大事なものが見えてくる気がします。

 

 

最終週なので、4週を通しての感想も聞いてみると、

・6月の単発、7月コース、9月コースと継続して通うことで体力がついた

・対話の時間、自分軸で考えられたことがよかった

・産後はこもりがちだったけど、産後ケア教室が外に行くきっかけになった

などとことばにしてくださいました。

 

 

特に体力、筋力については、継続すればするほどつくし、「心身の健康」ってすべてのベースになるもの。

みなさん、いまは「産後のリハビリ」として通ってくださっていますが、歳を重ねるほど代謝も落ちたり、適度な運動の重要性をより痛感します。

主に産後の方を対象とした教室なので長くお付き合いできないのが残念ではあるのですが、ここで「運動するとすっきりするな」「しっかり体を動かして体力がついたな」と感じてもらえて、何かしら運動を継続するきっかけになったらうれしいです。

 

 

そして、産後こそ、やっぱりこうして対面で会うことのできる場って貴重だなと。

しかも、単発のレッスンだったら1回がんばって終わってしまうのですが、4回コースだからこそ繰り返し経験することで赤ちゃんとのおでかけにも慣れたり、外出するハードルが下がったり。

今回はみなさん比較的お家も近かったり、全員第2子産後ということで、レッスン後も楽しそうに情報交換している姿が印象的でした😊

わたし自身、産後の孤独がつらかったからこそ、みなさんが赤ちゃんと一緒に安心して参加できて、楽しそうな笑顔を見れることが本当にうれしいです。

 

 

今月もご参加くださり、ありがとうございました。

1ヶ月間、お疲れさまでした🍀

またお会いできるのを楽しみにしています。