3月31日(日)
~旧暦2月15日~
喜界島佐手久集落にある米須里之子さまの
命日
(琉球王朝時代の三司官:大米須親方の息子)
毎年この日には、集落に残る門中の方々で
お祭りをしているという。
偶然このプチ祭りを知った私も、まぐませて
もらったよ
それからお墓の前で輪になり、
美味しいスーキをいただいたよ
せっかくのお祭り
皆さんのご希望に答えて、私は
シマ唄を歌って盛り上げるのです
沖縄は、小学生の頃からよく呼んでもらって
唄いに行ってる、大好きな地
まさか、佐手久の丘にナハウヤフジの
お墓があったなんて、
初めて知った感激
米須里之子さまの門中さん達は
沖縄にたくさんいらっしゃるみたい。
わざわざ沖縄から「ナハウヤフジのお墓を
お参りしたいのですが・・」と
訪ねて来るお客さんも多々
私たち奄美群島もそうですが、
沖縄も御先祖さまを非常に大切にする
島民なのでとても誇らしいぃ~
過去には、その門中であられる、
稲嶺恵一さん(知事になられる前と
なられた後に)と、
翁長雄志さん(知事になられる前の
那覇市長時代に)ご一行さまも
ここのお墓に数回いらしてて、
また喜界からもその方々を頼って交流に
行ってるとのこと
噂では、(ご先祖さまに)お参りしたから
知事になれた!という話もあるそうですね😉
今回、私もまぐませてもらいたいと
思ったのは…
昨年、ある九州地区の会合が鹿児島県主催で
開催され、
ありがたいことに鹿児島県伝統文化の
奄美島唄を歌わさせていただきました。
トークで喜界島からやって参りました!
と言うと「ぇ!喜界島から~」と
嬉し驚きの言葉もチラッと聞こえてきま
したが。
ある曲では、お客様に奄美の太鼓を叩いて
いただく場面があり、
…誰も希望してくれなかたらどうしよう(>_<)
なんてドキドキしながら
投げ掛けてみると
ナント、沖縄の翁長知事さんが叩いて
くださいました٩(๑>∀<๑)۶わぁぁぁ
おかげさまで大変盛り上がり~(笑)
「喜界島」に反応してくださったのかなぁ。
私は涙が出る程嬉しくて…
その事を米須里之子さまや佐手久の門中の
方々に直接お伝えしたかったから
その出来事をお話たら、、、
おじちゃんが嬉し涙を流し始めちゃった…
なぜか私も思いが込み上げてきて…
涙を流しながら唄ったのは、いい想い出
きっと里之子さまの嬉し涙が移ったんだね
そして!!
三線を弾き始めたら、バチが折れたぁ
普通そう簡単に折れないんだけど…(笑)
そういえば祖母のお葬式の時も折れたなぁ…
不思議(笑)
もう一つ。
私の右手に上からポトッ!!って何かが
落ちてきた・・・
ガジュマルの実!!!(笑)
里之子さまが何か投げたかと思ったよ(^^;ビク
とても可愛いから、連れて帰ってきた
一緒にゆらった門中の方々は勿論、
米須里之子さまもその沖縄の御先祖さま達
もいっぱい喜んでくれました
今回は、歴史上の方との御縁もいただけ、
沖縄と喜界島の絆も感じれ、
本当に幸せな時を過ごさせていただきました。
ありがとうございました
併せて、来月出演させていただく、
5月20日NHK沖縄テレビ
「沖縄と歌と踊り」番組収録が
素晴らしいものになるようお祈りしたよ