これは2016年初夏の話。
「ねー、王子どっか行こうよー」
「最近狙ってるとこ、ないの?」
『あるでー!』
『俺なー、あそこ行こうと思ってん』
「どこ?」
『トリニダード・トバゴ!』
とりにだーど・とばご、とな?
王子の旅先チョイスは悪くない。
むしろどちらかと言うと良い。
非常にわたくし好みです。
「トリニダード・トバゴいいね!」
「わたくしも一緒に行く!」
SAORI、即決。
なんでしょう、この軽さ。
詳細不明でもとりあえず面白そうか、面白くなさそうか。
それだけで判断しています。
でも王子はここからが問題なのです。
「じゃあ王子、旅の内容プレゼンしてー」
「何しに行くとかさ、あるでしょ?」
『んっとねー、トリニダード・トバゴ行ったらねー、』
『ゴロゴロするー』
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・は?
そうなんです。
王子の旅先チョイスは非常に良いのだけど、内容が糞。
基本、『ゴロゴロするー』『ダラダラするー』『まったりするー』しか言いません。
いつもしてんだろが。
「・・・トリニダード・トバゴって何があるの?」
『海!』
そんなん大体雰囲気で分かるわ。なめんな。
「違うよ、何か面白いものないの?」
『わかんなーい』
「え、じゃあ何でトリニダード・トバゴに行こうと思ったの?」
『ゴロゴロできそうだからー!』
ゴロゴロするためにトリニダード・トバゴ
ゴロゴロ出来そうなトリニダード・トバゴ
ゴロゴロするためにトリニダード・トバゴ
ゴロゴロ出来そうなトリニダード・トバゴ
ゴロゴロするためにトリニダード・トバゴ
ダメだ、理解ができない。
ゴロゴロするなら温泉に行けばいいじゃん。
温泉に連泊してゴロゴロすりゃいいじゃん。
でもトリニダード・トバゴには行きたいわたくし。
王子は全く当てにならないのでいつも通り自分で調べる事にしました。
わたくしの旅スタイルは兎に角詰め込みます。
やりたいこと全部、詰め込みます。
ゴロゴロなんかさせないよ。
さーて。何か面白そうなものは見つかるでしょうか。
ここまでが、2016年初夏の話。
続きはまた次回。
