先日のブログ
に掲載した何切る？です
東1局 南家 ドラ8ソウ 7巡目
①①三三五五七七九九九678 切り番
打牌に色々な選択肢のある
面白い牌姿だと思います
この牌姿に私なりの
回答をしてみたいと思います
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選択肢① 五萬切り
①①三三五七七九九九678
テンパイチャンスが広く
牌姿に無駄のない一打
1ピン 2枚(ツモり三暗刻)
三萬 2枚(ツモり三暗刻)
四萬 3枚
六萬 4枚
七萬 2枚(ツモり三暗刻)
三三五五七七から1つ切る場合
五を切ると三四六七受けが残り
1メンツ1雀頭を作りやすいです
この形は3飛びトイツといって
麻雀本でもよく紹介されています
ただ、今回の牌姿は①筒も
雀頭候補になるので
最後に良形が残りにくいのと
ツモり三暗刻以外の手役を
打ち消してしまうのでミニマム打点は
リーチして2600出アガリです
13枚に無駄のない選択肢なので
何としても先手でリーチしたい
テンパイ料は絶対欲しい
終盤の形式テンパイまで見る時には
五萬切りが優秀です
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選択肢② 1筒切り
①三三五五七七九九九678
テンパイスピード、手役ともに
バランスの取れた一打です
三萬 2枚(ツモり三暗刻)
四萬 3枚(一盃口)
五萬 2枚(ツモり三暗刻)
六萬 4枚(一盃口)
七萬 2枚(ツモり三暗刻)
全てに手役の可能性が残りますが
七対子と四暗刻は見切りました
五萬切りとの違いは
トイツ落とし中の①筒が
無効牌(遊び牌)になってしまう点です
終盤でシャンテン数は
落としたくないし
出来れば役有りテンパイを
とっておきたい時には①筒が優秀です
吾妻も10巡目以降なら
①筒を切りたいと思います
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選択肢③ 九萬切り
①①三三五五七七九九678
七対子に決め打ちの
1シャンテンに構えました
6索 3枚 (七対子)
7索 2枚 (七対子)
8索 3枚 (七対子ドラドラ)
6索7索はドラそばなので
なるべく早い巡目に重なり期待の
牌と入れ替えて行きましょう
満貫出アガリ条件や
跳満ツモ条件を作るには
一番早い打牌ですし
ドラ単騎七対子にするか
良い待ちに変えてドラ切りか
選ぶ事も出来ます
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選択肢④ 7索切り
①①三三五五七七九九九68
七対子ドラドラ、四暗刻を見る
メンツ崩しの一打です
1枚見えていて他家にも
急所になりやすい
ドラ表示牌から切りました
七対子は1シャンテンですが
メンツ手は2シャンテン戻しなので
スピードでは他に劣ります
6索 3枚 (七対子)
8索 3枚 (七対子ドラドラ)
7索2枚分九切りにも劣りますが
その分四暗刻変化の可能性があります
7巡目であれば
吾妻は7索切りです♪
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いかがでしょうか？
ちなみにこの時は
次巡ツモ6索でした
吾妻は7索切りなので
①①三三五五七七九九九668
となりますね
まだ8巡目なら四暗刻を見て
ドラの8索切りします
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この牌姿で何を切るのも自由です
生徒さんは五を選びましたし
吾妻の打牌はアガリには
結びつかないかも知れません
でも十人十色の打牌があり
それにより無限の結果があるなんて
麻雀って本当に楽しいなぁと思います