レセプションパーティで快く写真を撮ってくださったMarkさん
若い時に癌で片足を失った後もMark Mono(1つ/片足)と名乗り、アダプティブサーフィンのアスリートとして活躍していて、ザ•レジェンドです
めちゃくちゃ気さくで優しくて
素敵な出会いでした
この2日後のジャパンオープン最終日で満点の10点を2回出すというとんでもない偉業をされてました
この旅で良かったと思ったのは、いろんな障害の方に出会えたことです
普段地元でアダプティブサーフィンをさせてもらってますが、たまたまそこには認知症や脳性麻痺や脳梗塞後の後遺症の方などなどいますが、足がなかったり手がなかったりって方は今のところおらず
長男は手がない人いる?足がない人はいる?一生喋れない人はいる?とか日頃から疑問だらけで、その都度ネットで写真を見せたり、リッキーだって言葉はわかるようになるけど大人になっても喋れないんだよって伝えてるけど、どれも実際に見てないとイメージが難しいようで
今回そういう人たちを当たり前に見て同じ空間を共有して、尚且つ彼らがめちゃくちゃ明るくハッピー全開で楽しんでる姿を子どもたちが見ることができたのは何にも変え難いことだなと思いました
リッキーみたいに一見一瞬みてもわからないけど重い障害を抱えてる人もいれば、体の一部がない人もいる
見せ物じゃないと思う人もいるだろうし、ジロジロ見られるのが嫌な人もいるでしょう
でも見なければ、外に出なければ何も知ることは出来ないし、世界観は変わっていかないと思うんです
日本に来る外国人が驚くことの1つが、日本では障害者をほとんど街で見ないことです
だから私はジロジロ見られてもリッキーと一緒に外に出る
そこから全ては始まるし、それが私とリッキーに与えられたミッションだと感じてます
そしてこの旅で義足を初めてみた子どもたち
長男は本物が見れて感激してて
そしたらノーマークだったお喋りが少し出来るようになったばかりのハロウィン大好きな3歳の三男が義足を指差して
Skeleton
と喜びskeleton ダンスをしながらskeleton skeleton 連呼するんです
Skeleton とはガイコツのことなんですが、骨組みが剥き出しタイプの義足をみてガイコツだと興奮したのです
三男はガイコツに憧れててskeleton 来る hugしたい
とか夕方になると普段から言うので決して彼にとって差別をしたわけでも、悪く言った訳でもなく、初体験の感想だったんです
そんなこと言っちゃダメと言いたいところをぐっと堪えて、ただ、これは足なんだよ。skeleton じゃないんだよ。と三男に言いました
言って良いこと悪いことがあるのはもちろん知る必要があるけども、悪意がなく感想を述べたときに、ただ言っちゃダメと言うことはなんの学びにもならず結果差別を助長するだけだと感じています
言った言葉を受け取った上で事実を伝えること、年齢が上がれば、自分が同じことを言われた時にどんな気持ちになるかを考えさせることも大事だけど、興味を持ったということが1番大事でその最初のステップを摘み取りたくないなと思っています
保育園でも学校でもリッキーについて疑問に思ったこと、そんなこと言っちゃダメって言わないで言ってくれた後に事実を伝えてくださいと親御さんや先生方にお願いしてます
いろんな感想疑問をその都度表出して消化した子どもたちは本当にニュートラルで私も見習わなくてはと思わされます
もちろんそれぞれキャパシティは違うので傷つくことも多々あると思いますが、オープンに、障害のあるなし関わらず交流が広がればインクルーシブに繋がっていくのではないかと改めて思いました
素敵な機会を頂いたパラサーフィンフェスタ、参加のみなさん、アスリートのみなさん、ボランティアのみなさんに感謝です
以前、同じように感じてる方がいる私が変なんじゃなかったんだと思った記事です
こちらは別記事ですが良かったら見て見てください
https://www.mynavi.jp/trendnavi/no47.html