今年最後の、そしてリッキーの保育園最後の懇談会がありましたおねがい





先生からこの1年で成長したと感じることを1人ずつ発表してくださいと言われて、ママやパパたちが発表し、それぞれの子どもたちのすごい成長に驚いたり感心したり思わず小さく拍手してました拍手





そしてとあるママの順番が回ってきたら、彼女の子どもの成長発表の後に、言いたいことがありますびっくりマーク





『リッキーママがリッキーをこの園に入れてくれたこととても感謝してます



リッキーママが最初に子どもたちがするリッキーについての質問にはちゃんと理由を答えて欲しいって言ってくれたこと、すごいありがたくて、そしてクラスにリッキーがいてくれることが子どもにとって良い環境でしたスター





というような内容を言ってくださり、初めて保育園でみんなの前で涙が出てしまいました泣くうさぎ





最初にリッキーについて



なんで歩けないはてなマークなんで喋れないはてなマークなんで何でも食べちゃうはてなマークなんで引っ張っちゃうはてなマークなんで手をバタバタさせてるはてなマークなんでヨダレ出ちゃうはてなマークなんで赤ちゃんみたいはてなマーク



子どもたちがこうした疑問を口にした時に、濁したり、絶対に、そんなこと言わないのびっくりマークと言ったりしないで欲しい



子どもたちが思ったことについて、聞いてあげて包み隠さず、だから今はこうなんだよとリッキーの病気について話してほしいですお願い




とこの一点を図々しくもお願いしました笑い





それは、リッキーをクラスの一員にするにあたり、リッキーにまつわる疑問はなんでも聞いて、それぞれの子なりに消化して欲しかったのと、あの子のことには触れてはいけないんだ、自分とは別の世界の子なんだと認識して欲しくなかった、というのと、

保育園の外で、障害児や障害者を見かけた時に、何この人怖い、気持ち悪い、ではなく、あ、もしかしたら何か病気があって今こういう行動をとっているのかもしれないと自然に考えられる大人になってくれたら思ったからです




なんか上手く伝えられず、すごく上から目線のように聞こえてたらごめんなさいアセアセアセアセ



もちろん人間だから、そうはいってもみんなが受け入れられるわけではないし、障害児や障害者を毛嫌いする人も一定数います



それはもはや仕方ないことでいちいち気にしてたら人生もったいないとは思ってます




でも小さい時の環境や草の根運動できっと価値観や視野が広がる子も一定数いると信じているし、なによりも子どもの頃の環境が大事だと思っているので敢えてバッシングもたくさんある中で午後は普通の保育園に行くことを選択しました




もちろんちゃんと療育やリハビリも通っています





そしてクラスの子どもたちは、もちろんリッキーと関わらない子もいるし、リッキーをあの子と呼ぶ子もいるし、いつもリッキーを膝枕したりハグしたり抱っこしてくれたり、お世話してくれる子もいるし、リッキーとは触れ合いはしないけど、リッキーが反応すると、今リッキーはこう思ってるんじゃない?こう言ったんじゃない?リッキーはあのおもちゃが欲しいんだよとかリッキーの気持ちを想像したり分析して代弁してくれるお友だち、様々います





その全部ひっくるめてすごく自然で本当にありがたいと思ってます泣くうさぎ泣くうさぎ花花花





リッキーも普通の保育園に入って、この3年で、クラスの子どもたちにたくさんのことを学びましたハイハイ




最初は教室の端でみんなが遊んでるのをみて喜んでニコニコしてるだけでしたが、みんなの輪の中に入って自分もクラスの一員の自覚が出たり、多動と睡眠障害があるので最初はお昼寝の時間もみんなと一緒に眠れず、暇で徘徊しては抱きつきみんなを起こして回ったりしてたみたいですが、ちゃんとみんなと一緒に寝るようになり、寝付けなかった時は、お昼寝の時間が終わるまで自分の布団から出ずに静かに過ごすことが出来たり、お友達が使ってたおもちゃを取ってお友だちに怒られたりすることで、この遊びの時は手を伸ばしてはいけないと学習したり、自分に優しくしてくれるお友達を覚えて、甘えに行ったりとそれぞれのお友達との距離感を学んだり、椅子に座っていなければならない時はしっかりずっと座っていられたり、周りの状況をよく観察して、TPOに合わせた行動を取れるようになりました花




もちろん先生やお友だちの理解と対応の賜物ですが、これらは特別な療育をしたわけではなく、普通の子たちとの集団生活の中で自然に身についたことです




これはリッキーを隠したり隔離して生きることはせず、批判があっても矢面に立って育てると決めた手前、優しくしてくれる介護者との関わりだけでなく、健常者との関わり方や距離感をリッキーは学ばなくてはいけないし、リッキーが歩けること以上にそれは私の中で重要なことなので、本当に本当に保育園や保護者の方には感謝ですし、ここまで成長したリッキーも本当に誇らしいです花





とはいえ中身はまだまだ赤ちゃんではあり、就学せずにずっと保育園に留まりたい気持ちでいっぱいですが、あと2ヶ月、この保育園で過ごせる幸せを噛み締めながら、元気に楽しく登園できたらなと思ってますお願い




本当にいろんな考えの方がいる中で、受け入れてくださった保育園と保護者の皆様に感謝でいっぱいですお願い