ちょっと前になりますが、
ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂天井画展に行きました。
フリーマントルのThe Naval Store で開催されていました。
オクトパス（タコ）の壁画がインパクトありますね。
この催しの素晴らしいところは
ミケランジェロの天井画が超至近距離で見れるってこと。
本当なら、システィーナ礼拝堂の天井に描かれているので
20メートル以上の高さを
見上げることしかできないんです。
でもこの展示の仕方では
手で触れられるほどの距離で
絵の細部まで見ることができるんです。
全ての絵の説明は
渡されるオーディオ機器で聞くことができます。
絵の見どころを教えてくれるので
一枚一枚についつい時間が取られてしまいます。
ミケランジェロといえばダビデ像が有名です。
これは彫刻ですね。
ミケランジェロは多才な人だったようですが、
本人は「自分は彫刻家だ」と思っていたそうです。
なので、このシスティーナ礼拝堂の
天井画を描くように命じられたとき
「俺は彫刻家なのに！」って
随分憤慨したらしいです。
このシスティーナ礼拝堂での仕事が嫌だったので
しばらく別の街に逃げたりしてたそう。
また、最初は弟子がいっぱいいたけど
結局はほぼ自分一人でやったらしい・・。
しかもしかも、
天井に絵を描くんだから、
多分寝転んで描いたんだろうな～と思っていたけど、
どうやら立ったまま
首を折り曲げて描いてたらしいんです。
考えただけで私の首も痛くなる～～
だけど、当然のことですが、
絵は本当に素晴らしかったです。
人間の体の美しさ
光の当たり具合による衣服の色の違い
イマジネーションの素晴らしさ
流石に後世に名前を残すだけのことはあるな～と。
展示場のすぐ近くには
コンテナで作られたレインボーブリッジがあります。
そしてそのちょっと先には
スワンリバーに面したカフェ、DOMEがあります。
とても素敵なロケーションだったので
外の席でコーヒーとケーキを頂きました。
何度でも来たくなる
ホッと落ち着けるカフェです。
私はオーストラリアに来た当初は
フリーマントルに住んでたこともあり
なんだか懐かしい街なんです。
フリーマントルに来たのは久しぶりだったので
特にいい気分で過ごせた一日でした。