ブルガリア滞在中、離婚の危機を迎えました。
まぁちょくちょく「離婚だ！」と思うこと（はずみで）口に出すことはあったのですが（笑）
ここまで本気で考えたのは初めてだったと思います
ってくらい深刻でした。
まずこの帰省の主役はキャスとゴゴちゃんなので私は我慢に我慢を重ねてました。
例えば私の話を無視されようが、聞いたことをスル―されようが
私がブルガリア語できないのが悪いんだ、しょうがないと思ってました。
キャスの生活のリズム（20時半就寝）をないがしろにされたときはさすがに小言を言いました。
翌日には改めてくれました。が、それでもイライラすることが多々ありました。
これがいけなかった。我慢して我慢して最後に爆発してしまったのです。
きっかけは小児科帰りの夕方、
薬を飲んでちょっと元気になったキャス。
お土産を買いに行きたいゴゴちゃん。
またしてもマイチェに車を出してもらって出かけました。
途中、マイチェが「10分寄りたいところがある」というので
10分なら車の中で待ってればいいやと思っていたら
あなたたちもおりてと言われました。外は雨です。
この時点で嫌な予感がしてました。10分で終わるわけがない
連れていかれた先はマイチェの叔母さんのおうち。
ワインやらメロンやらシレネ（フェタチーズ）やらたくさん出してもらいました。
それらをキャスにもすすめてくれたのですが
これまで与えたことがないもの＆メロンにはハチミツがかかってました。
いくら1歳過ぎたと言ってもまだハチミツはあげたくなかったので
ゴゴちゃんに伝えたのですが
ゴゴちゃんは勧められるままキャスにハチミツメロンを与えてしまいます。
キャスはすぐ出しました
それからシレネもまだ与えたことがなかったので「やめてくれ」と言ったにもかかわらず
これまたキャスの口へ。
私だけ他人なわけですからあまり強く言えませんでした、
気が付けば大きなピース1つ分食べさせていました
この時点ですでにありえないのにさらに追い打ちをかけられました。
こちらのお宅に住むマイチェの従姉妹さんは元看護師さんのようで
キャスの喉にいい薬をあげると言ってくださいました。
これまた嫌な予感がしたのですが厚意を突っぱねるわけにもいかず
「いいか？」と聞かれたので「・・・はい」と言ってしまいました。
そしたらまさかの茶色の小瓶とピンセット（と綿）が出てきて
口を開けたがらないキャスにピンセットを無理やり突っ込んで喉に直接薬を塗りました。
えぇ？ありえなーーーーい！！！
と思った瞬間
ギャン泣きしたキャスがたった今食べた物を吐きました。
調子が悪いと病院まで行った子が高齢のおばあちゃんが住んでいる
おうちでおう吐するなんてバイオテロです
ちなみにおう吐したモノはすべて私の服と靴で受け止めました
私がいけない部分ももちろんあります。はっきり言わなかったから。
（正確にいうと言えなかった）
けどここはゴゴちゃんがちゃんと断ってくれればこんなことにはならなかった
そう思ったら情けなくて悲しくて悔しくて。
家に帰ったあと修羅場を迎えました。
ゴゴちゃんは喧嘩になるといつも「すみません、ごめんなさい」を連発します。
私はそれもイラッとします。
どうして怒っているのかその理由が本当にわかっているのか？！と疑ってしまいます。
それまでずーーーっと我慢してきたことがどんどんどんどんあふれてきて
どうにも止まらなくなってしまいました。
国際結婚は難しいとよくいいますが私たちは大丈夫だと心のどこかで思ってました。
ゴゴちゃんはほとんど日本人だし心が広い人だし優しいし
でも甘かったと痛感しました
今もときどきあの時の気持ちを思い出してはイラッとしてます。
かなり根に持つタイプなのです（笑）
またゴゴちゃんがありえないことを言ったりやったりしたら
「離婚だ」と言いたいと思います。
ちなみにゴゴちゃんに「離婚だ！」というと帰ってくる答えは「やだ！」です。
なんだかその答えに現実味がなくて脱力してしまう、今日この頃です（苦笑）
ブルガリアのチェリー↓
実はこれも喧嘩の一因。
6月末に食べてものすごくおいしかったので買いに行きたい！と何度も訴えていたのに
一度も買いにつれて行ってもらえず旬が過ぎ去ってしまいました
（笑）
今思えば勝手に買いに行けばよかったんですが市場の場所がわからなかったのです
ゴゴちゃんの国だから習慣や言葉の問題に悩むことなくのびのび過ごせるかなと
思っていたのですがこちらも考えが甘かったようです