こんにちは

今日は依頼していただいた京都・宇治の子供会のイベントをやってきました!

「小学生の1年生&6年生の歓送迎会での思い出作りに、ぜひフルートのコンサートと体験レッスンをしてほしい」というご依頼でした

10時から11時半までの1時間半で、コンサート&レクチャー&体験レッスンを詰め込んだ盛りだくさんな企画をしました



小学校1年生から6年生まで、約20人の子供たちが参加してくれました

今回は畳のお部屋でピアノがなく、CDデッキもあるかどうか、、という感じだったので、全部無伴奏での演奏にしました

どんな反応がくるのかなぁ~とちょっと心配していましたが、私が演奏し始めるとがやがやと騒いでいた子供たちみんながシーンと静かに集中して聴いてくれました

みんなが知ってる学校で習った曲を数曲演奏したら歌ってくれている子供たちもいました



歌詞カードもなかったのに、みんな覚えててすごい。
そしてイントロクイズもして、とても盛り上がってくれました



そして「ファイフ」もご紹介

体験レッスンはファイフかフルートのマウスピースかを選んでやってもらうようにしました。
そしてレクチャーでは、トイレットペーパーの芯で作った笛「トッピー」で音が鳴る原理を説明した後、みんなちゃんと持ってきてくれてたペットボトルで音が鳴るかをやってみました。
トッピーを出した瞬間、みんな興味津々です

今回はフルートを吹くための導入として、「ペットボトルが吹けたらフルートが吹けるかも!?」ということでペットボトルを吹くレクチャーをしましたが、
ペットボトルが吹けたら必ずフルートが吹けるとか、逆に、吹けなかったからフルートも絶対吹けないということでもないです。
(そもそも穴の大きさが全然違うし、たとえ音が鳴っても無理矢理でフルートのアンブシュアと違った形かもしれないので。)
でも唇への当て方など、フルートを吹く時のイメージは掴めるので導入にはいいかなと思います。
実際に今日、ペットボトルで音が出なくてすねちゃってた男の子が本物のフルートのマウスピースですんなり音が出てにっこりしてました。
なので、あくまで導入ですね

そしてストローで作ったストロー笛(パンフルート)もご紹介

夏の自由研究の参考にもなると思ったので、思い出に「徳本早織フルート教室オリジナルストロー笛の作り方冊子」とストロー笛1本をプレゼントしました

ストロー笛も上手に吹きこなしている子供たちも沢山いたので、夜な夜な作った甲斐ありました



その後、体験で全員にフルートのマウスピースやファイフを吹いてもらいました

なんとほとんどの子供たちが音を鳴らすことができました



数人でしたがマウスピースだけでなく、楽器本体もつけて「チャルメラ」が吹けるところまでできた子供たちも!

ここまでいけると思ってなかったので、私も嬉しかったです



最後にはもう一度みんなが知っている曲を数曲演奏して、ちゃっかり4月のスプリングコンサートのお知らせもさせていただいて、無事に終わりました

最後に、楽しんでもらえたかなぁ?と聞いたら、うん!!!って元気な即答が来たので一安心

一緒に見に来てくださっていた保護者の皆さまにも喜んでいただけてほっとしています

「思い出作り」というご依頼でしたが、今日出会った子供たちの中で、たった一人でもフルートっていいなぁ、とか、音楽っていいなぁと思ってもらえていたなら私としても今回の企画は大成功だと思います

ただ楽しくやって終わり、じゃなくて私が伝えたかった「その場の空気が音楽になる」生演奏の価値が少しでも伝わっていたなら嬉しいです

多感で素直な子供たちの前で楽器を構えて一音吹いた瞬間、すぐに静かになり、集中の空気になったのは私にとっても有難い収穫となりました

きっと今日の子供たちはみんな良い子ばかりだったということもありますね

楽器で音を出すためにいろんなことを考えてたり工夫したりすること、そして音楽をすることへの好奇心が心の成長に繋がるということは間違いないので、今回のイベントで子供たちの心の中にちょっとだけ種蒔きできていたら嬉しいです



役員の方々からまた次回、別の福祉施設などでも、、と言っていただけました

またのご依頼お待ちしております~~



フルート
徳本早織

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