Concerto di Settembre10♪ | 徳本早織のフルート日記♪

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フルート奏者 徳本早織のブログです。


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こんにちは


昨日は同志社女子大学の小谷先生主催の
Concerto di Settembre10
に出演しました



今年で記念すべき10年目を迎えたこのコンサート、有難いことに、4年連続出演させていただきました



毎年、大学同期の演奏仲間と出演していましたが、今回はどうしてもギターとデュオがしたかったので、ギタリストの方を私の先生に紹介していただきました



なんと!姫路で演奏活動をされている、渡辺悠也さんと
沢山の生徒さんを抱え、定期的にリサイタルもされているそうです
京都まで遥々お越しいただきました

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M.ジュリアーニ/
フルートとギターのための協奏的大二重奏曲(大ソナタ)op.85

全楽章演奏しました


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とっても楽しい音楽の時間でした


あわせもリハーサルも私は立って演奏してたんですが、本番前の控え室の隅っこで座ってあわせしたら、一体感が増してアンサンブルがしやすくなったので、これだ!と思いました
本番は急遽座ってすることにしました


今回改めて感じた大切なことを書いていきたいと思います



アンサンブルする上で大切なことのひとつに”ブレスの取り方”が挙げられます


とくに曲が始まる一番最初のブレスの取り方でテンポ感が決まります。


その曲想にあったブレスをとらないと、この感じでいきたい!っていうのが曖昧にしか伝わらないし、そのようなブレスを取るためには、曲を始める前からその楽章の空気感を十分に自分の中で感じてからスタートすることが大切だと思います



そして、アンサンブルする時は相手の音をよーく聴くということがとてもとても大切です


伴奏だからあわしてねじゃなくて、相手がどんな和音で、どんな音形を演奏してるのかによってフルートの音色や、ヴィブラート、息づかいも変えていきます。


例えば、ハ長調の場合、ドミソで終わるかと思いきや、ラドミだったりする時(偽終止といいます)完全終止のドミソよりは終止感が薄く、ちょっと外された感があるんですが、これをどういう息づかいで吹くか、前後のメロディーによっても変わると思います。

これって人それぞれの表現の仕方は様々だし、おおそうきたか!みたいなところもアンサンブルする上で楽しいことのひとつです。


そして同じメロディーが繰り返し続く時、同じような作り方だと飽きてしまいますよね。
それをどうやって工夫するのかも考えます。

強弱を変えるとか、アーティキュレーションを変えるとか、音色を変えるとか、、
なので曲の全体像をしっかり把握してどう吹くのが効果的かを常に考えます



そして私がとくにこだわっている、ヴィブラートについてですが、
強弱記号pの中で張りつめた空気感を作りたい時、薄くて速いヴィブラートをかけます。(曲想にもよりますが)
力強いfの時は深くて速いヴィブラートにしてみたり。
逆に全くかけないピュアなノンヴィブラートで演奏したりもします。
私はノンヴィブラートの音をとくに大切にしています



これは私の師匠にずっと言われてきたことですが、
ヴィブラートを無意識にかけまくっていた時期は、
「徳本さんは適当にケーキ焼いてチョコレートでコーティングして誤魔化しておいしくしてる感じ。一流のパティシエだったら、ケーキの生地の素材からこだわると思う。だからノンヴィブラートの音の素材そのものにもっとこだわって音作りしていかないと。」


というアドバイスをいただき、ものすごい納得して真剣に研究し、今に至ります。笑



もちろん人それぞれ吹き方のスタイルや音色の好みはあるので、これが正解!というのはないのですが。
フルーティスト10人いれば、10通りあって当然だと思います



そして私にとっての永遠の課題は、書いてある音を音にするだけではなく、そこからどうやって音楽にするのかということです
その曲の時代背景や作曲家について、その作曲家が活躍した国、様式感などをきちんとわかった上で、
じゃぁ私ならどう演奏する?ということです。



書いてあるから吹きました、とか
先生に言われたからこう吹かなきゃ、
じゃなく、作曲家の意図したことを汲み取り、なるほど!!と体感できるところまでいろんな角度から考えて練習に取り組みます。
この方向であってるなと思えるところまでいくと、ほんとに音楽が自然に流れ出して、楽に演奏できるので、すっと腑に落ちていくんです。
こういう時に、はぁ~生きててよかったなぁ~なんて思うわけです。笑笑




だから吹く前からCDを聴き込んだりするのはやめてます。
そのCDから流れてくるフルーティストの真似をしたところで何の意味もないからです。
聴くとしたら、参考程度にあえていろんな人の演奏を聴くか、その作曲家の別の作品を聴いてみます



あくまでも、主体的にとりくみ、客観的に聴きながら演奏するのが大事だと思います
人から聞いた話を喋るより、自分が経験した話を伝える方がよっぽど感動させられますよね。



そういった意味でも、今回自分のこうしたい!という意思をしっかり持って、ディスカッションしながら音楽が作れたので、とても楽しかったです

素晴らしいギタリストの先生と演奏できる機会を得て、本当に本当に勉強になりました


渡辺さん、本当にありがとうございました



今日の演奏はYouTubeでお聴きいただけます
私はちょいちょいやらかしちゃったとこもありますが、出してしまった音は仕方ないことです。
現時点での自分の演奏記録として、しっかり受けとめたいと思います


これからも続々更新していきたいと思っていますので、ぜひぜひチャンネル登録よろしくお願いします





そして、当日あわせのみでしたが、
同女のフルートの大先輩の横田美緒先輩、小谷先生、奥元香奈さんとフルート四重奏も演奏しました



W.A.モーツァルトのセレナーデKV.525より 第2楽章「ロマンス」

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とっても楽しかったです
アルトフルートやバスフルートとアンサンブルする機会も少ないので、貴重な経験でした



この連休真っ只中、100名を超えるお客様にお越しいただけました



このコンサートは今年が最終回とのことですが、また来年も、、あったらいいなぁ~なんて思ったり



ご来場くださったお客様、小谷先生、出演者の皆様、今日は本当にありがとうございました


フルート 徳本早織


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