3月1日。

ストラットフォード最終日。


この日もイングリッシュブレックファーストから始まりました。

日曜日のこの日、ラウンジに行ったら、昨日よりも人がたくさんいて、日本人の女の子二人組みもいました。

話はしなかったけど、なんかちょっと心がほころびました☆



さて、10時前にゲストハウスをチェックアウト。

予想以上に重くなった全ての荷物を抱え(持ってきたラップトップに加え、買い込んだシェイクスピアグッズが超重かった…)この日は観光バスに!!


舞台に捧ぐ。@EXETER


ちょっと遠くのシェイクスピアの妻アンの家と、お母さんのアーデンの家に行くには、このバスに乗るのが手っ取り早いのです。

車持っていれば乗る必要ないのですが、歩きでは行けない距離なので…。

学生料金で£9と少しお高めですが、街中全部回って、遠くのアンとアーデンの家にも連れて行ってくれて、途中で乗り降り自由なので、かなり便利なバスです。

重たいボストンバッグ抱えていたので、迷わず即決。


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景色がよく見えるように、二階に座りました。



いざ出発!


まず、街中をぐるーーりと回ってくれます。


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これは、シェイクスピアが晩年住んでいたらしい家。

ニュープレイスと呼ばれています。

素敵なお庭のある、大きなオウチでした。

儲かってたんだろうなぁ。


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これは街中にあった家なんですが。

恐らく作りから、ずーーーっと昔から建ってるオウチなんでしょう。

…傾いて見えるのはアタシだけじゃないはず。

地震のない地域だからこそ、今もなお残っていられるんだろうなぁ。




そしてバスは、シェイクスピアの妻アン・ハサウェイの家へ。


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可愛いわらぶき屋根のオウチです。


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がしかーし。

ここにも料金所が。

もういちいちお金払って観光スポットを観光してる人々と見るのが嫌だったので、中には入りませんでした。


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その代わり、外で撮ってもらいました☆

いちいちxactiの撮り方の説明をするのが面倒くさーい&絶対に誰もが一回ではちゃんと撮れない(笑)




そしてお次は、お母さんメアリー・アーデンの家へ。


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ワタシ、この模様とても好きなのです。

シマウマみたいで可愛い(笑)


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外では、その時代の衣装に扮した人が、庭仕事してました。

ここもお金払わなきゃだったので、中には入りませんでした。


が、近くにいた人に写真を撮ってもらおうと、50代くらいのお母さんと、20代くらいの娘に話しかけたのですが、なんと娘さんのほうが日本語が話せたのです!

びっくり。

いきなり「どういたしまして」って言われて、ちょっと焦った。

どうやら、日本に少し住んでたらしく。大宮に住んでたって言ってました。

こういう場所での意外な出会いって、面白くて好きです。


話が弾んだので、「アーデンの森ってこの辺にあるの?」って聞いてみました。

アーデンの森とは、シェイクスピアの『お気に召すまま』に出てくる森の名前で、名前の通り彼の母親の名前が付いています。正確には、アーデン家の森だと思うんですが。

アーデンの家に来たからには、アーデンの森もこの辺にあるだろうと思っていたのですが、どうやら聞いてみたら「アーデンの森はとても昔にこの辺り一帯にあったんじゃないかしら?ここから、バーミンガムまで続く、とても大きな森だったんだと思うけど、今はもうないの」みたいなことを教えてもらいました。

Historicな森なんだと言ってた。

どうやら、昔は森だったけど、今はもう変わってしまったらしい。


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今は、ずーっと続く林や牧草地があるのみでした。








そんなこんなで、ストラットフォードをお昼前に出発。

往路と同じく、復路もバーミンガムで乗り換えです。

ということで、せっかくバーミンガムに行くのなら、ちょっと数時間寄り道しようと思い立ち、バーミンガムを散策してみることにしました。


ネットで急いで調べた結果、バーミンガム美術館でラファエロ前派の絵画が見れるらしという情報をゲット。

さっそく美術館に行ってみることにしました。



しかーし。

重い荷物を抱えてさまようこと30分…。

一向に美術館にたどり着けず…。


かわりに、


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バーミンガム大聖堂発見。

この日はとっても天気が良くて、青空をバックに古い建物がとてもきれいでした。


舞台に捧ぐ。@EXETER


中に入ると、聖歌隊が練習中!

とーーーってもきれいな歌声で、聞きほれてしまいました。

思わずムービーも撮ってしまった(笑)神さまの場所で撮っちゃいけないかなと迷ったけれど、とってもきれいな歌声だったので、つい。。

うーん、やっぱり聖歌って癒されるなぁ。



そして、その後も少しさまよい…。


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ようやく発見!!


バーミンガム美術館!!!


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中は撮影オーケーのようで。

こんな感じでした。


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古い時代の部屋の様子が再現されていたり。


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これはいつの時代かな。


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とても広い美術館で、お目当ての絵画以外は、あまり細かく見ませんでした。


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何か、タッチコーナーというのがあって、触れて楽しむという部屋があったのです。

そこに、これがありました。

何か、試せるようだったので、


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試してみた(笑)

…ところで、武士ってこんなの顔につけてたっけ?



そして、


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お目当てのロセッティ!!!


↑プルセルピナ


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↑ベアタ・ベアトリクス


英文化の授業でモリスとかバーンズと一緒に彼のことも学んで以来、彼の絵はとても好きなのです。


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それから、モディリアーニもありました。




そんなこんなで、広い美術館内をグルグルと何往復もしてたら(広くて迷った…)いつの間にか時間は過ぎていき。

帰らなくてはいけない時間に。


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バーミンガムはとても雑多な街でした。

産業革命で栄えた街だけあって、なんかこう、工業的なイメージをまとった街でした。

古い建物と新しい建物が共存する、とても不思議な空間でした。

いろんな人種の人がいたし。

舞台に捧ぐ。@EXETER


ただ、あまり治安は良くなさそう。。


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最後に、無印発見。

荷物が重かったので中には入らなかったけど。

日本語を見て、少しほっとしたのは言うまでもありません。




ということで、バーミンガムからまた列車で2時間半。

夜8時くらいに無事エクセターへと帰還しました。





ちなみに。


列車は

http://www.nationalexpress.com/


ホテルは

http://www.booking.com/


で予約して、合計£129.7の旅でした。

日本円で1万8千円くらいかなぁ。

二泊のホテル代と交通費って考えたら、こんなものかなって感じです。

5時間離れたとこだからね。交通費が結構かかりました。

イギリスを旅行するなら、早めの予約をオススメします。早ければ早いほど、安くチケットが取れます。


夜が訪れ、寒くなってきたので劇場に併設されたカフェでホットチョコレート。


舞台に捧ぐ。@EXETER


RSCのカフェでお茶だなんて、何か気分よかったです(笑)


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この子は、シェイクスピアの生家のグッズ売り場で買ったシェイクスベアー(Shakesbear)笑

まんまと買ってしまいました。

だって、めちゃくちゃ可愛かったんだもん。

エリザベス朝の服着てるんですよ!?

絶対に一匹連れて帰ろうと思い、この子を選びました。

ということで、カフェで記念撮影。



さあ、いよいよ観劇。


の、その前に。


シアターツアーに参加してきましたーー!


定員オーバーだったけど、快くいれてもらえました(笑)

だって、裏側見れたり、お話聞けたりするんでしょ!?絶対に参加するでしょ!と、ぎりぎり直前に「参加できる?」ってカウンターのお姉さんに言ったら、「定員オーバーだけど、普通一人くらいなら受け入れてるからガイドの人に聞いてみて」って言われて、聞いたらオーケーだったのです!

あーよかった。


ということで、ガイドさんの話を聞きながらグルリと誰もいない客席を散策。


今工事中のスワン座は、生まれ変わったらこのコートヤードの内部と同じような内部になるらしい。

舞台の作りはシェイクスピアが生きていた時代とは変わってるから、シェイクスピアが今の時代に生き返ってこの舞台を観たらがっかりするかも、って言ってました(笑)

確かに。

張り出し式の舞台じゃなくて、昔は今舞台があるところが立見席だったんですもんね。

昔の形を残しているのは、ロンドンのグローブ座だけなのかな?


コートヤードシアターは、廃材を利用したリサイクルを考えた劇場らしい。

よく見ると、手すりなんかが廃材かも…って思いましたが、多分言われなければ気づかなかった。

お洒落なつくりの劇場に仕上がってました。



そして、そしてそしてそして!!


舞台に捧ぐ。@EXETER



舞台の上に上がらせてもらいましたーーーーー!!!



舞台に捧ぐ。@EXETER


ああもう、感動で死んじゃいそうでした(笑)


一緒にツアーに参加してたおばちゃんに写真を撮ってもらったのですが、残念ながらブレてて、顔がよくわからない感じになってましたが…。

やはり、アタシのxactiは死にかけのようです。

屋内で撮ると、全然キレイに撮れないなー。全部ぶれちゃう。

日本で新しいの買ってからくれば良かった。

帰ったら新しいの買わなきゃ。




そして、舞台はと言うと。


演目は、TEMPEST。

彼の最後の作品です。

去年に一度戯曲を読んでいたので、結構分かるかなーと思いきや、実際結構忘れてしまっていて、台詞を聞き取るのが一苦労でした。

結局あんまり台詞は分からなかったかも。。

ストーリー知ってたからそんなに困りはしなかったけれど。


でも、目でもバッチリ楽しめる舞台でした!

なんと、演出はアフリカ風!!

プロスペローの住む孤島が、アフリカの島になってました。

音楽や服装がアフリカの民族衣装や音楽で、今までにないシェイクスピアでした。

初めて観たなぁ、アフリカ風の演出は。

歌舞伎で十二夜を観たことはあるけど、結局シェイクスピアというのは、核さえぶれなければどんな演出しても柔軟に対応できるからすごいんだと思う。

どんなに色をつけても、基本の色は変わらないから、だからずっと残ってこれたんだろうなぁ。


それにしても、フェルディナンドの身体がいい身体すぎて、彼が上半身裸のシーンは全然集中できなかったんですけど(笑)

アフリカ風の演出だから、上半身裸は仕方ないんですけど、無駄にいい体格過ぎて、何か不釣合いで笑ってしまった。


終わったのは10時前くらい。


そうそう、街中にはSainsbury'sもBootsもあるので、買い物には困りません。

なんでも手に入ります。マックもありました。


ということで、この日の夜はセインズベリーのパスタ。

夜遅くはあまりレストランなどはやってないので、(セインズベリーも10時には閉まっちゃうみたい)部屋で食べるのもオススメです。

…ただ、ビーンズサラダは不味かった…。


舞台に捧ぐ。@EXETER



そんなこんなで、この後テレビで放映してた映画観たりとかしてたら、あっという間に2時くらいになってしまい、急いで寝ました。

ちなみに、昨晩使えなかったネットは、朝フロントにいたお姉さんにキーを教えてもらって使えるようになりました。

よかったよかった☆



次の日に続く。

2月28日。

朝食をたっぷりと食べ準備万端。

10時頃街へと繰り出し、最初に向かった先は



ロイヤルシェイクスピアカンパニー!!!



憧れの舞台を観るべく、事前にHPで調査したところ、カウンターでチケットが手に入るとのこと。



舞台に捧ぐ。@EXETER



残念ながら現在スワン劇場は工事中。

入ることは出来ません。


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が、代わりに近くのコートヤードシアターで舞台が観れます。

Avon川沿いにずーっと歩くと、「RSC OPEN!!!」の赤い看板が至る所に出てるので、簡単に見つけることが出来ました。



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じゃーーん。

現在TEMPEST上演中。

ということで、早速チケット購入。

ユースの値段で購入したら、なんと



£5!!!!!



数に限りはあるようですが、この値段は安すぎではっ!

日本円で、今のレートだと700円くらいかな?

日本じゃ考えられない値段です。日本もこれくらい安く高レベルな文化が享受できれば、もっと人々が潤うと思うんだけどなぁ。


そんなこんなで、憧れの劇場にテンションが上がりすぎて、最初からRSCグッズを買いあさってしまい(笑)2、3キロ荷物が増える…。

(でもでも、開演前だとグッズ売り場が混むと思って…実際混んでましたし)

ただ、ファーストフォリオや関連本は他のお店でも売ってたので、ここで買う必要はありませんでした。。







さて、ソワレのチケットを取ったので、開演までの時間はたっぷり。

コートヤードシアターを川沿いにずーっと進むと、シェイクスピアが眠る教会が見えてきます。



ホーリートリニティーチャーチ。



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シェイクスピアが洗礼を受けたことでも有名。

彼は1564年4月23日に生まれ、1616年の4月23日に亡くなったということになってます。

(定かではないのは、大体洗礼の日は生後3日以内くらいだから、命日とあわせて誕生日も23日ということになってるから)


小さなドアから中に入ると、最初は普通の教会。

奥にあるのが、シェイクスピアのお墓です。

(もちろんお金を取られる…それがイギリスクオリティー)



舞台に捧ぐ。@EXETER



お墓の横にはシェイクスピアやここに眠る他の人々そしてイギリスの歴史を語るおじいさんがいました。

ここに彼は400年間ずっと眠ってるのかぁと思うと、なんだかずっと動きたくなくなって、かなり長居をしちゃいました。



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彼のお墓には、「わが骨を動かす者に呪いあれ」というメッセージが書かれてます。

そういえば、よく写真で見る彼の像が横たわるお墓みたいなものはどこにあるのだろう??

ここにはありませんでした。


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変わりに、彼の胸像が壁にありました。

彼は晩年、ストラットフォードに戻り、この街に貢献したので、こうしてこの教会のこの場所に眠っているのです。

彼のお墓の隣には、妻アンのお墓もありました。

400年間ずっと同じ場所で眠っているんですね。一緒に。


舞台に捧ぐ。@EXETER


彼が洗礼を受けた書類と、死亡を証明する書類が飾られていました。

彼は確かに400年前、この場所で生まれ、この場所で死んだらしい。

信じられないけど、現在アタシがこうして彼の舞台を観て、感動できるのはこの場所があったからなんですよね。

とっても不思議な気分。


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教会のお庭にはリスがいました。





さて、教会を後にし、次に向かったのは街の中心部。

このエリア一帯が観光スポットになってます。

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彼が生み出した道化の像がお出迎えしてくれます。


舞台に捧ぐ。@EXETER


像の下には、道化たちの言葉が刻まれていました。

お気に召すまま、ハムレット、十二夜…。

道化は、自分が無知だと知っているから賢いのです。

阿呆になるのは、難しい。


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AS YOU LIKE IT CAFE。

お気に召すままですねー。


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THE FOOD OF LOVEという名のレストラン。

恋人たちの糧…と言えばもちろん…?


そう、見つめあうこと。


夏の夜の夢ですねー。

可愛いネーミングに、ちょっと入りたかったけど、満席でした。




そしていよいよ、シェイクスピアの生まれた家へ!!



と、意気込んで行ってみたのですが、行ってがっかり。


舞台に捧ぐ。@EXETER


どこもかしこも人人人人。

観光スポット化していて、入場料£8取られるし、アトラクションみたいに待って進んでいかなきゃいけないし、すごく残念でした。

家の中に説明してくれる人がいたけど、中途半端に変装してた。。

そして、観光に来てた中国人のマナーが悪すぎて…。

家の中で写真撮っちゃいけないっていわれてるのに撮ってたし。


舞台に捧ぐ。@EXETER


そんな感じで、するーーっと家の中を見学。

でも、400年もずっとこの地に建ってるのはすごいですよね。


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近くにいた銅像…。


と思いきや、人間。

いきなり動いて、まじびびったー。


舞台に捧ぐ。@EXETER


街中にあったテディベアショップ。

クマさんがエリザベス朝の格好してました。

かわいー。



で、気づいたら15時くらいで。

朝ごはんをたっぷり食べたと言えどもオナカは空くわけで。

ちょっと小道に入ったところにあったかわいいカフェへ。


舞台に捧ぐ。@EXETER

フィッシュアンドチップスー!

何だかこの前からフィッシュアンドチップスばかり食べてる気もしますが。

ここのもとても美味しかったです。

サクサクで。

ホント、全然イケるなイギリス料理。




そんなこんなで、夜になるまでフラフラと街を散策。


次はいよいよ、観劇編です。