アフリカで募金活動 | ♥つゆ子のReal Africa Life♥

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TCE(Total Control of Epidemic/HIV・AIDSの啓発活動 in Africa)の活動を通して得た経験、感じた事、人との出会いを記していきたいと思います^^*


こんにちはーつゆ子です^^*


先日、JICAの専門家の方から豚肉を大量に差し入れして頂き

2日前にとんかつ、昨日かつ丼を作り

お腹がいっぱいになるまでお肉を食べました(;_;)♥


モザンビークに来てから、自分たちでお肉を買って調理するって事が無かったので

お腹一杯になるまでとんかつを食べれる日が来るなんて思ってもいませんでした。


超美味しく出来たのに、興奮しすぎて写真撮るの忘れてた…。笑


そして、とんかつ揚げてる時、キッチンに上司が3人いたので

上機嫌でとんかつを1枚あげたのに「もっと調理した方がいいよ。」

と無表情で一言言われただけで私は「美味しくない」と言われている気分で

激しくとんかつをプレゼントした事を後悔しました・・・笑


おそらく、今後も帰国するまで自分でお肉を買って食べる事は絶対にないので

昨日で大量のお肉は食べ納めって感じです。

日本に帰ったら焼き肉食べ放題に行きたいです。

誰か付き添ってください!!笑





ままま、そんな感じで、今日は今週火曜日に州都のXai-Xaiで行った募金活動をレポート!!!


今回、何故アフリカで募金活動を行ったかと言うと、ある村の診療所の隣に出産直前の妊婦さんが宿泊出来るお家を作るためです^^*



これが村の診療所!!!



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この診療所の隣に、小さいお家を建設予定です♪



今現在も、妊婦さんが宿泊出来る部屋があるんですが、すっごく狭い空間で、ベッドとベッドの隙間がほぼないような状況のようです…(Takuyaが診療所の視察に行ったので、実際の様子は私は分かりません^^;)



ベッドとベッドの隙間が無いって、すっごく危険なんですよね。

もし、HIV持ちの妊婦さんの血液が隣の人に付着したらHIV感染の危険性があるからです。


出産直前って、すっごく繊細な時期だと思うし、そんな時に見知らぬ人が隣に居る様な環境もよくないと思うし。



もしかしたら、ベッドが数台しかないから診療所に入院出来なくて、産気づいてから病院に駆け込む妊婦さんもいるかもしれないし。


お家から診療所まで数キロの距離があるのは普通だし、この村周辺の地面はビーチみたいなサラサラの砂が敷き詰められていてすごく歩きにくいし、車持ってる人なんてほぼ居ないし・・・


そんな悪条件をこなす事を覚悟で、産気づくまで家で待機なんて同じ女性としてどうにかしたいと思いました。



当初、募金活動を持ち掛けられたのは本気で嫌だったんですけどねw

「先進国から来た人間が、何で途上国で募金活動しやなあかんねん!!」って、本気で思っていました^^;


でも、私が資金を出すこと・家を建てるのを手伝う事は出来ないし、更に、この村・診療所には本当に財力が無いって言うことなどを現状を知って「募金活動ぐらいしか私には手伝えないし、手伝っても良いかな・・・!」って思いに変わりました。




アフリカで募金活動なんて、確実に私の一生の中で今回だけやろうし、もう思い切って楽しむことにしました♪




アメリカでの募金活動の経験もあるし、絶対他のDIより資金・材料を集めるって意気込みながら募金活動に挑むことにしました笑


ポル語での会話・説明やし、1番ポル語出来ない私は大きなハンデを持ってるけど、募金活動に一番大切なのは言語・どれだけ上手く説明するかじゃなくて、その活動をやり遂げたい心をどれだけ感じて貰えるかってアメリカで学んでいたので、正直絶対行けると思っていました。笑



(アメリカでの募金活動の様子を書いた記事があるので、興味がある人は読んでください^^* 記事の冒頭はかなり病んでるけど、スルーしてください笑 http://ameblo.jp/saori-tce-mozambique/entry-11261541862.html )






ちなみに、アメリカで募金活動を行う場合は、募金活動を行う州・街の役所から必ずパーミッション(許可)を取得しないといけません。

無断で行った場合、最悪逮捕される場合もあります。

チームメイトのうち数人は逮捕直前までこぎつけたこともありました・・・笑



でも、今回の募金活動は下準備は一切なし!!!笑

募金活動前日の夕方に突然「明日募金活動するからーー!」と発表されました。

もちろんパーミッションも街の地理・店が集まっている地域を調査するなどの下準備も一切なし!!


活動の概要、必要な資材の個数を書いた紙きれ1枚を渡され、それだけを持って募金活動を行うことにww

何とも無謀な・・・笑



もう、ほんとなんでもアリのアフリカ、計画性なさすぎwww



そんな感じで、次の日も南米人DIと付添いの上司の時間のルーズさから出発が1時間遅れ、その後もハプニングやらいろいろ起こり結局Business to Business(商店を回ってオーナーに募金をお願いする手法の募金活動)を4件しただけ。。。笑



でも、2件HITしました♪



1件のオーナー(現地人)から100MT、もう1件のオーナー(中東系)からはセメント5袋(1200MT相当/250kg)を頂きました!!!



頂いたセメントの一部^^*


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今回、どの様な行動を行って私が成功したかをご紹介!



募金活動を行う時、最初は簡潔に内容を説明するのが1番!!

(これは日本で営業を行う際にも通用する技だと思います!)



今回私が初対面のオーナーに言ったのは

「こんにちは! ご機嫌いかがですか? 私はSaoriです! ADPP-TCEで働いています! TCEは健康、特にHIV/AIDSの為に立つどうしている団体です。 今、マジビラと言う村の診療所の隣に出産直前の妊婦さんが宿泊出来るお家を建てる為に募金活動をしています! 協力してくれませんか?」



これだけです笑



これだけ言えば、協力する気のない人はこの時点で「NO!」と言えるし、協力する気のある人は「もっと詳細聞かせて!」と言ってくるので、もっと詳細を話して、必要な資材・金額を伝えたうえで「as much as you can!(あなたが出来るだけ協力して!)」と言えば完璧♪




もちろん、募金をしてくれなかったとしても、話しを聞いてくれた人に対しては深々を頭を下げて丁寧にお礼をしています。



あと、募金をしてくれた人に対しては、個人的にアフターケアを出来れば良いなと思っています!

お金・資材を提供してもらって、その場で「ありがとう♪じゃあね!!」って言うのは個人的にどうかな・・・と思うので。


今回の場合は「お家が建ったら、その写真を必ず見せに来ます!!」と言ってお店を後にしました^^*



そんな感じで、私個人の募金活動は大成功しました!


よかった(*^^*)





今回の募金活動で分かったこと(再認識したこと)


*(アジア人)女性が募金活動するとHIT率が高い

*ニコニコしながら誠意を伝えれば思いは伝わる

*言語能力は最低限あれば問題ない





あと、自分はアメリカでもアフリカでも沢山の人の協力を得て今日まで頑張って来れたので、日本に帰ったら募金を積極的にしようと思っています。


沢山の人に支えてもらった分、僅かな金額でも誰かを助けられたらなーと思います。


もちろん、活動内容をしっかり聞いて、自分が納得出来る活動のみですが^^*




そんな感じで、また良い経験を積めて良かったです★





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写真は、セメントを寄付してくれたオーナーと!

オーナー、ありがとうございました♥


Beijo



♥Tsuyuko♥