激しい兄弟喧嘩を解決し社会性を伸ばそう
今日もご覧いただきありがとうございます。
発達科学コミュニケーション トレーナー
西嶋さおりです。
兄弟がいるママにとっての困りごと上位なのがきょうだい喧嘩ですよね。
せっかく楽しいことをしていても、きょうだい喧嘩が勃発すると、一気に悪い雰囲気に・・・。
我が家ではADHDグレーの兄を含む3人兄妹なので、毎日些細なことで兄弟げんかがおこります。
そんな我が家も徐々にきょうだい喧嘩の頻度が減ってきました!
きょうだい喧嘩はママの効果的な声かけととびきりのスキンシップで防ぐことができます。
今回は、激しいきょうだい喧嘩を解決し社会性を伸ばすお話をします!
発達凸凹キッズは、感情のコントロールの苦手さや衝動性の強さから、
些細なことでカッとなったり、怒り出すと暴言が止まらなくなったりして激しい喧嘩となります。
そこで、きょうだい喧嘩を解決するために次のような声かけを行っています!
ポイント1:怒りが頂点に達する前にできるスキンシップで喧嘩を未然に防ぐ
怒りのピークは6-8秒と言われています。
怒りを感じてから暴言が出るまでの間にママとスキンシップを取ることで怒りのピーク時間を落ち着いた気持ちで乗り越え、暴言を防ぎましょう。
怒りの感情が出るときには
「顔が火照る」「ソワソワしてくる」「声が大きくなる」などの変化があることが多いです。
イライラしている様子が見えたら怒りが爆発する前にママが近寄りましょう。
そしてスキンシップで怒りのピーク時間を幸せ時間に変えましょう!
ママは手を止めて子供に近づき笑顔でアイコンタクトをとりましょう
「〇〇おいで~!」と笑顔で呼んで手を広げてハグします。
ハグする、手をつなぐ、膝に乗せるなどして落ち着くのを待ちましょう!
ポイント2:仲良くしている時に褒める
きょうだいでTVを見ているとき
みんなそれぞれ好きなことをして遊んでいるときなど喧嘩をしていないときに
積極的に声を掛けます!
「仲良くTV見てるね!みんなが仲良しだとママ嬉しいな」
「仲良くしてくれてるからママ助かるよ~」と声かけましょう。
この時もニッコリ笑顔で目線を合わせて、頭をよしよししたり、ハグすると効果的♪
ママが大好きな子供たち!
ママが喧嘩していないときに褒めることで、
「喧嘩しないとママが喜ぶんだ!」と記憶されていきます。
ポイント3 けんかが起きたら子供たちの気持ちに共感しましょう!
喧嘩が始まってしまうと、お互いの言い分を親に強くぶつけてきます。
「こっちから叩いてきた」
「○○って先に言われた!」
子ども達の言い分は色々とありますが、
ここは、「どちらが悪い」と決めるのではなく、子どものうまく言えない気持ちを親が代弁して伝えてあげましょう。
「〇〇されて悲しかったね」
「叩かれて痛かったね」
と気持ちを共感し代弁していくと、相手に怒りをぶつけるだけでなく気持ちを伝えられるようになっていきます!
きょうだい喧嘩は、社会性を身に付ける絶好の機会です!
我が家の兄妹も気持ちを伝えることができるようになり、
相手と交渉したり、妥協したりできるようになってきました!
きょうだい喧嘩で社会性を伸ばす!!
そう考えるとついついイライラするきょうだい喧嘩も前向きにとらえることができますね!!
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西嶋さおり