先日、お義父さんが亡くなりました。
病気療養中の死でした。

本人のご希望や、コロナウイルスの関係もあり、本当に少ない人数でとり行わさせていただいた家族葬でした。


広島県から、遠い長野県へ嫁いできた私に、本当の娘のように接してくださいました。
お義父さんのおかげで、私は長野県へ嫁いできて寂しさを感じず過ごすことができました。
困ったことがあればなんでも相談し、教えてもらいました。
いいことはいい、悪いことは悪いと、きちんと教えてくれました。
洗い物をしただけで、悪いねぇ、と、いつも一言声をかけてくれました。
自身の息子の愚痴も、聞いてくれました。(ごめんなさい)
人情に厚く、時に熱く、そして冷静なお義父さんのアドバイスには、いつも頼りっぱなしでした。

光線過敏のアレルギーとか、色んなものと闘っていたので、今は清々しい気持ちで、たくさんの景色を眺めていると思います。
もっと一緒にお酒飲みたかったな。

本当に真面目で、義理を大切にする方だったので、今も色んなところに挨拶に回っているのかな?うちでも気配を感じたり感じなかったり。私に霊感がないから残念です。笑

出棺の時に、本当にたくさんの人たちが列を作ってくださっているのをみて、改めて尊敬しました。涙が溢れました。
自分は、本家の嫁として、がんばります。出来ることを。

最後になりましたが、これをお義父さんが見ることはないけど、

本当にありがとうございました。
実の娘のように接してくださり、自慢の娘だと周りに話していてくださったり、たくさんの美味しい楽しい時間を過ごさせてくれたり。
孫にも大きな愛情でせっしてくださって、いつも我が家を気にかけてくれて。

いつかまた一緒にお酒を飲める日まで。



ここからは余談です。
霊柩車に初めて乗りましたが、あの、
プァーーー
って音、涙が止まらなくなりますね。。

次乗るとしたら、自分の実の両親の時、お義母さんの時、叔母さんの時、旦那の時、順番通りだったらの話ですが、最低でもあと5回か。。
つらいなぁ

息子が、自分も乗りたい!
と、言ったので、澄が乗るのは、お母さんとお父さんが死んだ時かな、と言ったら、
じゃあ乗らない!
と言ったのは笑えました。

死なないでってことなんだろうけど、その時は乗って見送ってよw


これも引き続き余談ですが、初めてのお着物でのご葬儀。家紋の入った、立派なものを着させていただきました。

着物でのあれこれは、大変なんですね、昔の方々はすごいです。
着ただけで背筋が伸びるようにできているんですね。普段どれだけ楽な服を着ているのかw

喪主の妻という立場でしたが、至らないところばかりで、周りの方々のたくさんのサポートに助けていただきました。

ありがとうございました。