本日、昨日よりパワーアップし、
ますます保育園に行きたがらないたいちゃん(息子、3歳)。

「保育園行かない!おうちがいい!」

と玄関で靴下をはくのを拒否し、
泣きながら全力で叫び続けます。

「そうかぁ…行きたくないのかぁ…」

困ったなぁ…
という顔をすると、

(おっ)という顔をして、

(もしかして行かなくていいんですかい?)と涙が止まるたいちゃん。

「でもね、たいちゃ…」

「保育園行かない!おうちがいい!」



と、自分の部屋へ走って行ってドアを閉めるたいちゃん。

玄関で困り果てる私。

困ったなぁ…。
とりあえず靴下と靴はリュックに入れて…と…。

困ったなぁ…。

マンションの部屋を出てガチャリとドアを閉め、部屋の横にあるエレベーターのボタンを押します。


部屋の中から、


「おがあざああああああん!」

と叫び声が聴こえて、泣き顔のたいちゃんが出てきました。

「お母さんいなくなった!」


たいちゃんを抱き上げながら、


「お母さんいるよ。エレベーター押してたのよ。たいちゃん置いてどこにも行かないよ。びっくりしたの?」


抱っこして背中をトントンしながらさりげなくエレベーターに乗り込みます。




「保育園行きたぐない!」


抱っこされながらも主張し続けるたいちゃん。


「そうだよね。行きたくないよね。お母さんもたいちゃんくらい子どもの時は、行きたくなかったなぁ」


保育園まで徒歩7分ほど。
このまま抱っこで連れて行くーー!

もってくれよ、私の腕…!

(たいちゃんあまり抱っこ求めてこない子で、求めてきても50メートルくらい歩いたら満足してくれるので、たぶん続けて3分以上抱っこしたことがないので鍛えられてない私の腕)



途中でたいちゃんが靴をはくというのでホッ。


よし。ここからは手をつないで保育園へ……


「抱っこ」


もってくれよ、私の腕…!!




暑い…
朝なのに暑い…
たいちゃんと密着してるからより暑い…

と思いながら公園を横切ります。



途中でたいちゃんが「おりる!」と言い、
あるところに走っていきました。





マンホールです。




たいちゃんはマンホールが大好き。






マンホールの穴に詰まった土を下に落とすのが大好き。





「わあ!全部落ちたね。じゃあたいちゃん、次のマンホールまで走って行こうか」




「抱っこ」



暑い。疲れた。暑い。






「おりる」









「抱っこ」






マンホールに来たら降りて
穴の土を下に落とし、
抱っこして次のマンホールまで進んで
穴の土を下に落とし、
抱っこしてまた進むという、
謎の儀式を繰り返し、

私汗だくで腕プルプルした状態で保育園に到着。




たいちゃんを抱っこしたまま保育園の門に手をかけた時、
たいちゃんが言いました。





「たいちゃん保育園大好きになってきちゃった」






!!!





ここまでの流れで、どういう思考回路で保育園大好きになったかさっぱりわからないけど、

なんだろう、報われた感半端ないーー





(でも多分明日も保育園行きたがらないと思う)