たいちゃん3歳、保育園に行きたがりません。
先週一週間、たいちゃんは高熱で保育園をお休みしていて(死ぬかと思った。私が)、
やっと行けるようになったのですが、
一週間行っていなかったので、逆に行くのがますます嫌になったようです。
朝起きて開口一番、「保育園行かない」と言いました。
「どうして行きたくないの?」
と聞いても、
「じーじとばーばの家に行く」と言うだけで、
行きたくない理由を話してくれません。
たぶん、理由なんてなくて、ただただ行きたくないのでしょう。わかる。でも行ってくれなきゃお母さん死んじゃうんだ。
「そっか。行きたくないよね。お母さんもたいちゃんくらいの時、保育園(幼稚園だけど)行きたくなかったな。ちょっと行ってみて、もし嫌だったら先生に言ってね。そしたらお母さんすぐお迎え行くから(優しい声)」
「ちょっとだけ行くの?」
「うん。ちょっとだけ行って、嫌だったら先生に言ったらお母さんすぐお迎えに行くから。今日はペロペロキャンディ食べながら、ベビーカーに乗って行く?(優しい声とキャンディ)」
たいちゃんがペコちゃんのペロペロキャンディーを食べながらベビーカーに乗った途端、誘拐犯のようにベビーカーを押して保育園にダッシュ。
保育園に行きたくない人と行かせたい人の攻防戦で朝から疲弊。
なんかもっと、たいちゃんが嫌がらずスムーズに保育園に行ってくれる方法ないかな…と思ったら、購入したての本に良いことが書いてありました。
子どもが「今日は行きたくない」と言う時、
まずは行きたくない感情を受け止めること。
よし、できてる。
この時、「どうして行きたくないの?」と聞くと、子どもは責められてる気持ちになって、自分の考えを育むことができなくなるそう。
「どうして」をなるべく使わずに会話を重ねられると良いそう。
そうなのか…。いつも「どうして」って聞いてしまってたな…。
次に、子どもの頑張りを認める言葉をかける。
子どもの「行きたくない!」には、実は「がんばってる自分をちゃんと見て欲しい」という気持ちが込められているそう。
なるほど…。
そして良い会話のお手本が載っており、とても参考になりました。
「保育園行きたくな〜い」
「そっかぁ。今日は行きたくないんだね」
「うん。今日は寒いもん。外出たくない〜」
「そっか〜。今日は寒いよね。そんな中でもサトくんはがんばってるもんね!」
「うん!あとね、足が痛いの!」
「足が痛いの?あ、足が成長したのかな?新しい靴を買わなきゃね!」
「うん!新しい靴〜」
「じゃ、支度しようか」
「うん!」
これだ…
この会話だ…
こんな風にたいちゃんとお話したらええんや…
とても勉強になった。
早速明日の朝試してみよう。
翌朝。
案の定、起きて開口一番「保育園やだ!」とたいちゃん。
「そっか〜。たいちゃん昨日病気治ったばっかりだったのに頑張って行ったもんね。たいちゃんがんばってる……」
「保育園やだ!」
「そっかー。たいちゃんがんばってる…」
「保育園やだ!」
「たいちゃんがんばってる……」
「保育園やだ!」
全然聞いてくれねえ。
本日再びペロペロキャンディを食べさせながらベビーカーで保育園へ。
保育園についても教室の中に入ろうとしないたいちゃん。無理矢理入れようとすると逃げます。
「保育園やだ!」
そこへスレンダー美女のマミコ先生登場。
たいちゃんをヒョイっと抱き上げて、
「たいちゃん、嫌なのに来てくれてありがとー。たいちゃんと遊びたくて待ってたんだよー」
と教室に連れて行ってくれました。
たいちゃん、満更でもないお顔。
さすがや…
さすがプロや……
マミコ先生ー!好きだー!!いつもありがとうございますーーーー!!!保育園がないと死にますーーーー!!!