これまでたいちゃん(息子、3歳)のお世話のことで、

夫と喧嘩することはほとんどありませんでした。


夫が寛大な人なので、

たいちゃんのお世話のことで

私が一方的に文句を言っても、


「ごめん。次から気をつけるわ」


とすぐ謝ってくれるので、

喧嘩にまでは至らず。




ところが先日、

夫が言い返してきて喧嘩になる、という事態が発生しました。





その日は私がたいちゃんをお風呂に入れて、

夫がお風呂から出たたいちゃんにパジャマを着せたりする係。


いつもなら洗面所にたいちゃんのパジャマとオムツをセットしておくのですが、

その日はセットし忘れたままお風呂に入ってしまいました。


洗面所でたいちゃんを拭いてる夫に、

浴槽に浸かりながら呼びかけます。





「ごめん。オムツ用意できてなかったから、たいちゃんの部屋にあるオムツはかせてー!」







その時ふと過ぎりました。



そういえば、オムツの袋の中に、スイミング用のオムツも入ってたけど大丈夫かな。


…いや大丈夫だ。スイミング用のオムツと夜用のオムツ触り心地も全然違うし。何より毎週スイミングに連れてってくれてるのは夫だし。さすがに間違えるってことはないでしょう(笑)。
















翌朝、お気に入りのぬいぐるみを抱えながらリビングに出てきたたいちゃん、

信じられないくらいビッショビショ。







「たいちゃん⁈」




慌てて駆け寄り、たいちゃんのパジャマを脱がすと現れたのは、いっさい尿を吸ってないスイミング用のオムツ……。




はっ!もしかして!




昨晩私のベッドで寝ていたたいちゃん。

ベッドを確認しに走る私。



やっぱり…

やっぱり……


洗濯できない羊毛の敷きパッドまで尿まみれ……







「ちょっと夫!💢」




寝ている夫の寝室をバーンと開け、



「昨日たいちゃんにスイミング用のオムツはかせたでしょ!たいちゃんビショビショなんだけど!」



とブチ切れました。




「(寝起き)え、マジかごめん。俺でも普通に部屋にあったオムツ使ったよ」




「スイミング用のも一緒に入ってたの。まさか間違えると思わなかった」






「……いやでもそれは、そこにいれてるのが悪くない? 事故が起こる状態作ってるのがいけなくない? これは俺一方的に怒られるのおかしくない?」







……。













「……わかった。事故が起こる状態にしてたのは私が悪い。だから私が怒ってるのは、スイミング用のオムツと夜用のオムツを間違えるという、仕事に対する意識の低さに対してです!









っていうことがあってさぁ。




と、後日ベビーシッターの仕事もしている後輩なっちに話したところ、




翌日夕方頃、なっちからLINEが来て、



「なんかあれからずっと考えてて、、私も間違う可能性あるなと…」








めちゃくちゃ高い意識と献身ぶりで人気ベビーシッターになったなっちでさえ間違える可能性があると…?



お客様のところで間違えたらどうしようってめっちゃ心配してるなっち……




なっちごめん…

考えさせちゃってごめん…




そして夫ごめん!

私が悪かった!!





そして後日、気温30度の日に、たいちゃんに長袖の服を着せようとしている夫の姿が。



事故が起きる仕組みにしている私(引き出しの中ぐっちゃぐちゃ)と、意識が低い夫(今日はこれ着せたら暑いだろうとか考えない)とのコラボレーションにより、新たな被害が生まれようとしていたのであったーー