電子書籍がある昨今ですが、
昭和の人間だからなのか、
個人的には紙の本の方が読みやすくて好きです。
手触りとか、
ページをめくる感じとか、
お気に入りのリネンのブックカバーをつけてみたりとか、
とても好き。
（リネンって単語を発する自分も好き）
まあ子どもが生まれてから本を読める時間とかほぼないのですが。
唯一必要に応じて読む育児書はリネンのブックカバーに入る大きさの本があまりないのですが。
文庫本を読めないうちにリネンのブックカバーは消失していたのですが。
そんなことは置いておいて、
昭和の人間うんぬん関係なく、
きっと紙の本ってこの先もなくならないだろうなと思うのは、
絵本という存在があるからです。
言葉の発達にも教育にも絵本の読み聞かせは良いとされていて、
私自身も子どもの時に毎晩母に絵本を読んでもらっていたので、我が子にも読み聞かせしたいなと思ってきました。
電子書籍の絵本はあるにはあるけれど、
やっぱり絵本は、
子どもに「今日どれにする？」と選んでもらったりとか、子どもを膝の上に乗せて本を開いてとか、
そういう時間も大切な気がするので、紙を選びたいなと思います。
そうして絵本で紙の本に慣れた子はやっぱり紙の本が好きになるのではと、
そんな気がするけれど、
そんなことないのかな。どうなのかな。
そんなことは置いておいて、
たいちゃんにも絵本をいろいろ読み聞かせていたのですが、
テレビを見始めてからは全然読もうとしてくれなくて。
でも一度テレビ断ちしてからはまた少し興味を持ってくれるようになり。
もっともっと絵本を好きになってもらいたいなと思って、
たいちゃんは電車や踏み切りが好きなのですが、
ある時、「電車の本なら読んでくれるんじゃないかな」とひらめいて買ってみたら大ハマり。
それからも電車の本を買ったり、
義両親も電車の本を贈ってくださったりして、
気づけば家に大量の電車の本が。
読み聞かせする時、たいちゃんが持ってくるのは主に電車の本に偏ります。
カンカンカン
ガタガタガタ ガッタン ガッタン
タタン トトン タタン トトン
カーン カンカン カンカン
ドコン ドコン ドコン ドコン
ガタゴト ガタゴト
カンカンカンカン
……これ言葉増える…？
もはや全部同じ絵本に見えてくる私に過ぎる一抹の不安。
電車以外の最近のお気に入りは、英語で書かれた『赤ずきんちゃん』。
お母様が英語の先生をしてらした方から譲っていただいたのですが、
私が英語を読めないのと、
私の下手くそな英語の発音をたいちゃんの耳に入れたくないので、
なんとなくのイメージで日本語で読んでいます。
赤ずきんちゃんなので、まあストーリーはだいたいわかるので絵に合わせて読んでるんですけれども。
この絵本、読むたびにちょっと気になってるところがあって。
狼が赤ずきんちゃんより先回りして、
赤ずきんちゃんのおばあさんの家に行って、
おばあさんを縛って戸棚に閉じ込めるのですが、
ネズミがいるよ！
おばあさんちの衛生環境大丈夫！？
結構攻めたクツばかり！
その年でこれだけ高いヒールはけるのすごくない？
それでまあ、何も知らない赤ずきんちゃんがおばあさんのおうちにやってきて、
狼に食べられそうになったところで、
狩人のおじさんが来て
狼を倒しておばあさんを助けてくれるのですが、
ご遺体？！手遅れ？！
それでもってネズミ多くない⁈
ご遺体に見えたのですでに時遅しなのかと思ってヒヤヒヤしましたが、おばあさんはご無事で、
みんなで赤ずきんちゃんの持ってきたリンゴを仲良く食べたりしてめでたしめでたしなのですが、
いやオオカミもリンゴ食べてる！
なんか幸せそうな顔！！
という、なんというか、おばあさんの心の広さだったり、ご自宅の衛生環境だったりが気になる絵本についてお伝えしたくてすみません。
毎晩絵本を30分以上かけて10冊以上は読んでるのにまだお話できないたいちゃんですが、
「カンカンカン」「えんしゃ（電車）」「リンゴ」をたくさん言えるのは、
やはり絵本の影響なのかな……。
たいちゃんが早くお話できるようになりますようにーー