妊娠する前にイメージしていた妊娠は、

 

 

●ツワリで白米が炊ける匂いに「うっ」となる


●マックのポテトが無性に食べたくなる

 

●安定期に入ったら「べビちゃんを授かりました」と皆に報告する

 

●「あ、今蹴った」と大きくなったお腹を愛おしそうに触る

 

●大きくなったお腹に夫が耳をつけて「あ、動いた」という

 

●破水して大急ぎで病院に向かう

 

●「おぎゃあ、おぎゃあ」「おめでとうございます。元気な男の子ですよ」

 

●出産でほつれた髪。しかし聖母のような顔で小さなその手に触れる。

 

 

くらいだったんですが、

 


実際いろいろ全然ちがいました。

 

 

 

ツワリ、お米が炊ける匂いを嗅いだ時に「うっ」となるだけじゃない。

 

もう24時間ずっと絶え間なく何カ月も気持ち悪いし思考は停止し続ける。

 

もちろん個人差があるので一概には言えませんが。

 

そう個人差があるので、気持ち悪くて何も考えられず机に5分も座っていることができなくて、NPOのメールとかも一日一通頑張って送るのが精一杯みたいな感じで、一日中横たわって苦しんでいた私がサボってるみたいに見えるんじゃないかと心配だったので、生理からもツワリからも個人差とかなくなって平等の痛さや気持ち悪さになれば世界はもっと平和なのに。

 

 


唯一食べられるのがなんとかトマト。

 

トマトしか接種できなくて、

私は痩せて若干美しくなりました。

 



妊娠中に体重減るとか知らなかった。

 

そしてある日突然嘘みたいにツワリがなくなるとか知らなかった。

 

いろいろ知らなかった。

 

 

妊活中は妊娠することがゴールなので、

妊娠したら何が起こるかなんて調べたことなかった。

 

お酒を飲んじゃダメなのは知っていたけど、

チーズやお刺身も食べちゃダメとか知らなかった。

 

赤ちゃんがお腹蹴るのってたまにかと思ってたけど、

頻繁に蹴るし手で膀胱をおさえつけてくる。

 

というか二時間胎動がなかったら

赤ちゃんに何かあったかもしれないので

しばらく動きを感じられないと逆に怖い。

 

変な湿疹できる。

 

陣痛より先に破水したら結構大ごと。

 

 

などなど、いろいろ知らないことが多くて驚いたのですが、

 

 

 

一番驚いたのは、

 

安定期に入っても赤ちゃんが無事に生まれることが保証されたというわけではない。

 

ということでした。

 

 



…つづく。