今回ブログを書くにあたり、

登録させていただいているジャンルが「ママ」なのですが、

 

 

なぜかというとジャンルの選択肢が

 

 

タレント、モデル、芸人、役者、アイドル、グラビア、音楽・ミュージシャン、ママ・パパ、クリエイター、スポーツ、ファッション、どうぶつ・キャラクター、プロフェッショナル

 

だったので、消去法でいくと「ママ」しかなかったわけです。

(モデルだったらごめんなさい💦)

 

 

今1歳の息子がいますので、確かにママなのですが、

 

私がママブログを書くというのは

なかなか感慨深いなというか。

 

なにせママになかなかなれなかった人なので。

 

 

 

就活とか婚活とか妊活とか、

なんちゃら活とつくものはとにかく修羅の道。

 

就活や婚活の修羅話はまたおいおい書くとして、

なかなか子どもができなくて、妊活もなかなか修羅でした。

 

 

「なんか異常に食欲ある。妊娠してるかも…!」

と、毎月毎月期待を込めて妊娠検査薬でチェックするんですけれども、

青い線がでないのを見てはトイレで落ち込むこと数年。

(そしてあの食欲なんだったの?)

 

 

あの時のダークな気持ちを全部かき集めたら、

きっと地球に穴が開く。

(あふれ出る詩人の才能…!)

 

 

 

赤ちゃんに出会えるようにと、

病院の治療から民間の治療までいろいろやったのですが、

 

会陰に鍼を刺すというのまでやったのですが、

(この時初めて会陰という名称と場所を知った)

 

 

一番痛かったのは、

 

 

すりこぎみたいなやつで足のスネを思い切りゴリゴリやられるやつでした。

 

 

すりこぎ↓

 

足のスネ↓

 

 

……苦行。

 

「この刺激によって卵がなんちゃら」とか言われたけどとにかく痛い。

 

 

たぶん仏陀が修行してた苦行林にこの苦行ある。

 

 

 

 

 

妊活をしていた頃の私は、

公の場や友達の前では笑顔でしたけれども、

もちろん実際楽しかったので。

 

でも心のどこかでは子どもができないことに常に焦っていて、

悲しんでもいて。

 

家の中でご機嫌でいられたのは

ひと月のうち3日くらいだったのではと思うくらい、

ダークサイドにおりました。

 

 

 

今、子どもと日々を過ごす中で、

あの頃の自分に伝えたいことがあるなと思うのですが、

 

 

 

私はもっと自分を愛せば良かったなと。

もっと自分の時間を抱きしめれば良かったなと。

 

 

 

 

子どもができた途端、

自分よりも守りたい命ができるわけで。

 

そしたらびっくりするくらい自分の時間がなくなるわけで。

 

自分よりも大切な存在にすべてが支配されるわけで。

 

 

自分の好きな時に寝たり起きたりできないし、

 

ご飯はあたたかいうちに食べることはできないし、

 

洋服を選ぶときは自分の好きな服ではなく、

子どもを抱っこしやすくて動きやすくて、

子どもの肌に触れても痛くない生地の服を選ぶし、

 

というかまず子どもの服しか買わなくなるし。

 

レストランでは自分の食べたいものじゃなくて、

子どもに取り分けられる素材の料理を選ぶし。

 

読みたい本じゃなくて絵本を買うし。

 

 

時々自分が何を好きだったのか忘れかけてしまうほど。

 

 

だから私は、

 

昼までダラダラ寝ていたあの時間を、

集中して好きな本を読めたあの時間を、

オシャレを楽しんだあの時間を、

友達と美味しい料理やお酒を堪能できたあの時間を、

映画館に行けたあの時間を、

 

もっと愛して大切にすればよかったな。

 

子どもを抱きしめるように、

私は私を抱きしめれば良かったなと。

 

 

その時楽しめていなかったとしても、

失って初めてかけがえのない時間だったと気づくことってきっとある。

(あふれ出る詩人の才能…!)

 

 

 

 

だからきっと、今もそう。

 

 

 

 

 

(モデルかもしれない💦)