animal totems
天気がいいですね♪
ポカポカ嬉しい!
こんにちは。
日曜日、どんな風にお過ごしですか?
私は六本木ヒルズにある森美術館に行ってきました。
どうしても観たい作品があったんです。
カナダ出身のアーティスト、グレゴリー・コルベールの作品を鑑賞。
最近、新聞を見て彼の名を知りました。
パッと開いた瞬間に鳥肌が立ったんです。
そこには、少年と像が写っていました。
その素晴らしい写真が忘れられなくて、どうしても観たかった。
写真15点・映像が2点のギャラリーに2時間くらいいました。
あの場所にずっと居たかった。
そう思うくらいに素敵で。
ギャラリーに入って、実際に写真を観た瞬間のなんとも言葉では言い表せない感動。
写真1枚であんなに感動したのは久々です。
ギャラリーには動物と人間の共存が証明されてました。
当たり前だった時代が世界のどこかに存在しているんだ。
そう思ったら心穏やかになり、安心。
私は日本に生まれ東京で育ち、この写真とは正反対な生活をしています。
私自身、日本が好きだし、東京を愛してる。
タクシーに乗り、携帯電話で友達と話し、パソコンをいじる。
最新の洋服を見に展示会に行き、ブランドのレセプションパーティーに行く。
シャンパンも飲むし、ダーツもして、たくさんの人と時間を過ごす。
お気に入りの服にキラキラアクセサリー、靴には唯一お金をかけていて一流ブランドのヒール。
マスカラをバッチリつけて、シャネルのボディクリームをつける。
これが私です。
でも、もうひとりの私もいる。
ひたすら歩き、携帯の電源を切り、パソコンも見ない。
一人で旅をして、読書して、美術館へ行き、勉強する。
水をたくさん飲み、手紙や日記を書き、一人で過ごす。
服は着心地のいい麻やコットンのもの、アクセサリーはつけず、何年もはいているスニーカー。
メイクもしない、髪も巻かない、何もつけないそのままの私。
私は両方が存在してバランスを取る。
思うこと。
都会にいると、便利な場所にいると情報が多すぎる。
人と人のつながりは機械化される。
正直なこと、不器用なことが逆に恥ずかしく感じてしまったりする。
何かを隠すために嘘をつき、自分を守るために人を傷つける、人に入り込まないで一定の距離を保つ。
自分を正当化するために誰かを傷つけている。
あの人がやっているなら、私もいいだろう。
人のことは信用しない。
でも、思う。
本当は誰かに心から愛されたいし、誰かを素直に愛したい。
まっすぐにまっすぐに生きたい。
みんな絶対にそう思ってる。
みんなたくさん着込んでいるだけで、本当は何も変わらない。
自然にはかなわない。
自然でいることがすべて。
自然は偉大で雄大。
なんだか語ってしまい、すみません。
あまりにも素晴らしく、自分に影響があっから長くなってしまいました。
”animal totems”
森美術館では4月1日まで開催されています。
”ashes and snow”
3月11日~6月24日までお台場のノマディック美術館で大規模な展覧があります。
お台場も必ず行きます。
みなさんも是非、、観て下さい。
これは必ず心に残る作品にあると私は思います。
売り上げが寄付されるみたいです。
長々と見てくれてありがとう☆
素敵な日曜日になりますように・・・
砂央里でした♪