数週間は、ただ、ユーチューブにアップされるアメリカの牧師さんの動画をひたすら見たり。

聖書を朝から晩までぶっ通しで読んだり。

そんな風に過ごしていたと思う。
 

不思議なことに、余り孤独を感じなかったし。

ただユーチューブ動画を見たり、聖書を読んでいるだけなんだけど、何か異様に充実している気がしていた。

 

ただ、過ぎて行く毎日の中でも、なんとなく、自分のマインドセットというか、今まではこういう視点で世界を視ていたんだ…。

という様な事を客観的に見て考える様になった。

 

例えば、朝起きて、パソコンに向かって仕事を始めるのがルーティーンになっていて、別にその行動に疑問さえも持たなかったけれども。

その行動の動機は何なのか?とか。

どういう面持ちで毎日生きているのか。

とか、ふとした瞬間に、「あ、これこれ」という様な自分の感情とか思考をキャッチする様になった。

 

でも、まだまだ、自分が完全に救われた(Saved)と思える様なところまでは行けなかった。

 

キプロスは国教がギリシャ正教なので、大枠としてははクリスチャンの国なのだけれども。

一体どれほどの人が、聖書を読み、神を本当に理解しているのか?と言うと、果てしなくゼロに近いと思っている。

 

なので、オンラインでどこか他の国の教会の牧師さんの話を聞いたり、チャンスがあれば、デリバランスミニストリーをやっている教会の集会に参加したいなーと思っていた。

ただ、もし、存在するのであれば、キプロスで私が通える教会を与えて欲しいと願った。

 

丁度、例のヘア・サロンの予約日(セッションの日)から3-4週間後位だったと思う。
次の予約の日になった。

 

彼は、自分がボーン・アゲーン・クリスチャンだという事は一切言わなかった。
 

ただ、カソリック系の家に生まれたのだけれども、ヘア・ドレッサー(美容業界)に疑問を持ったところから、真実を探求し始めて、当時に移民が持ち込んだイスラム教の教えにも興味を持って学んでみたけれども、僕、女の人が好きなんで、女の人を鞭で叩くってのがダメだったとか、瞑想やってみたけど、自分には向かなかった…みたいな話は聞いていた。

 

日本の宗教とか、文化ってどうなの?という日常会話の中で、ところどころで、「聖書には~と書かれている。」というような事を言うので、自分も気が付かない内に、え?そうなの?クリスチャンの学校に通ったけど、聖書なんて読んだ事無かったな~とか。

聖書にそんな風に書かれているの?読んでみよう…。みたいな感じで感化されて行った様な気がする。

 

実にそんな会話をする様になったのが、6月後半位だった様な気がする…。

(2年も通っていたのに笑い泣き

 

クリスタルを捨て、ヒーリングセッションを手放し、8月の終わり頃だったか…。
 

そのヘア・ドレッサーに感化されて聖書を読み始めた事は話していたので、彼は、笑いながら、「どうよ、毎日?」と聞いてきた。

「え?それって、私のバイブル・スタディーの事聞いてるの?」と私も笑いながら返した。

「そりゃ、そうだよ。」と彼。

「取り合えず、毎日聖書は今読んでいて、ユーチューブ動画で牧師さんの話を聞いてる…」と答えて、ヒーリングセッションを手放した話しをした。

「どこか教会に通ってるの?」と聞かれたので、「嫌、キプロスに、ペンタコスタ派の教会なんてあるの?」と逆に聞いてみた。

 

自分がグーグルマップで調べた時には、正教会系の教会はありとあらゆる場所にあるけれども、まずプロテスタントに該当する教会は殆ど無かった。

そんな中で、ペンタコスタ派は、グーグルマップに乘ってるだけでも1つしか無くて、ギリシャ語だった滝汗

 

彼が通っている教会は、なんとそのグーグルに一つだけの、ペンタコスタ派のギリシャ語の教会だった。

しかも、その教会はビルの2階を借りていて、3階に入っている会社で私は少し前に働いていた事があるゲッソリ
(まー、御多分に漏れず喧嘩別れしているw)

 

本当は、クリスチャンの人となるべく繋がる方が良いんだけどねーという事だったけど。

何せ、ペンタコスタ派の教会が無い(あるけど、ギリシャ語だし、揉めた会社の下の階)。

 

すると、彼の奥さんがカナダ人女性でバイブル・スタディーをやっている人がいるから、テキストしてみるわね…と言ってくれた。

そのカナダ人女性は、今ホリデーでカナダに帰っているんだけど、戻って来たらバイブル・スタディーに参加させて貰えるか頼んでみるわね…と。

 

この頃の自分は、冒頭にも書いた通り、まだまだ、自分が完全に救われた(Saved)と思える様なところまでは行けず、毎日毎日、悪魔・魔物への扉を開けてしまった事で、自分の中に入り込んでしまった悪魔をどうやって追い出せばいいのか?どうやったら本当の意味で救われたと感じられるのか?という事ばかり考えていたと思う。

 

God Bless you(神の祝福がありますように)というセリフがあるけれども、本当の意味で、神に祝福された世界で生きるには、神の保護の傘下で生きるという事はどういうことなのか?どれほど今まで自分が生きて来た世界と違う世界なのか?見てみたい!経験してみたい!そういう感じだった。

 

ただ、自分で何をすれば良いのか分からず、何が出来るのかも分からず、ただひたすら、ユーチューブ動画をみたり、聖書を読んだりするしか無かった。

 

 

 

この記事で書いた、悪魔・魔物への扉を開けてしまう要因になる項目で、その時その時ユーチューブに上がってくる動画で、必要なテーマと感じる動画を片っ端から見て行った。

① Direct willfull sin(直接的な故意)

② The Occult(オカルトへの参与)
③ Generational Inheritance(世代間での遺産とか引き継いだもの)

④ Unfogiveness(許せないという思い)
⑤ Trauma(トラウマ)

⑥ False Religions(誤った宗教や信仰)

⑦ Ungodly Soul Tie(神の契約・意思に基づかない魂の繋がりとか柵)

⑧ Curse(呪い)

⑨ Addiction(依存)

⑩ Fears and Phobias(不安や恐怖)

 
Deliverance動画を見てると、なんか癲癇発作をおこした様になっている人や、明らかに目つきが違って、目が真っ黒になっている人とかいるのだけれども滝汗滝汗
 
時々、そのテーマに沿って牧師さんがオンライン上でPrayerをやってくれるのだけれども、どういう訳か、ひっかかるものがあって、ある時は、キッチンに立ってPrayerを聞いているだけなのに、突然発狂するかの様な感覚が自分の中に込み上げて来て、叫びだしそうになったり、突然吐き気が込み上げて来て、トイレに直行する事が何度かあった。

 

 

今まで受けたどんなヒーリングでも癒せなかった何か…。

今まで受けたどんなテクニックを持ってしても変える事が出来なかった何か…。

それが、少しずつ自分の中で変化して行くのを感じていた。

 

自分自身が何かをした訳じゃない。

 

ただ、神様が私の前に現れて(声を聴いて)、聖書を読み始めただけ…。
神の法や掟を理解しよう、理解したいと思っただけ…。

 

今までは、どうやって生きて行けば良いのか分からなかった。

ただ、ひたすら、虐待の世界(愛の無い世界)から逃れたかった。

神は、いつも傍にいたのに、何も見えず、何も聞こえず、何も心に響いて来なかった。

 

そんな風に時を進める中で、生まれた時から既に神と切り離されてしまった(罪人)のに、もっともっと神から離れてしまった。

そうこうしている内に、悪魔や魔物が自分の中に侵入し、自分の人生を支配(コントロール)し始めた。

魂はズタズタに切り裂かれ、傷ついたまま、その傷にも気づけずに、やみくもに生きるしかなかった。

 

ヒーリングセッションを手放してから、1か月位しか経っていないのに。

そして、半世紀近く抱えて来た、強烈な不安や恐怖、怒りや混乱、そういうものが、以前の自分を100とすると、不安や恐怖、怒りや混乱のレベルが10位まで下がっている事に気が付いた…滝汗

 

この差を考えただけでも、自分では、Salvation(救い)とも言うのに充分すぎるものなのだけれども…滝汗
気が付かない間に、神は色々と準備を裏で整えてくれているのだなと、今でも思う。

 

例のカナダ人女性がカナダから帰って来て、9月の半ばからバイブル・スタディーを再開するタイミングで、テキストが送られて来た。

そして、彼女を通じて、グーグル・マップには載っていないニヤニヤ教会を紹介して貰える事になった。

 

「神様、もしあるのなら、キプロスで気軽に参加できる、自分にあった教会を私にもたらして下さい。」

という願いはすんなりとかなえられた。

 

そして、同時に、「出来れば同じクリスチャンと繋がる方が良い」という、ヘア・ドレッサーの言葉通り、この極狭キプロスで、私が今まで関わった事も、出会う事も出来なかった、ボーン・アゲーンクリスチャンの人々との関わりが始まった。

 

2年前に、私の金髪がチリヂリになった事を発端に、既に、種は植えられていたのだろうか?

植えられていたのかも知れない滝汗滝汗滝汗

 

それ以前に、幼稚園から大学まで、プロテスタントの学校に通っていなければ、このヘア・ドレッサーの人に「聖書には~」と言われたところで、聖書を再び、読もうなどと思わなかったかも知れない滝汗滝汗滝汗

 

そのはたまた前に、母親が、プランド思考で、復讐の為に子供を利用してまで、良い学校に入れるわドクロドクロドクロなんていう、性格&気質で無ければ、私は、この学校を受験する事も無かっただろう。

 

母親の教育という名の虐待や、機能不全が無ければ、私は、愛や光なんかを求めず、自分を癒す為に自分の人生を立て直す為にヒーリングを受けようとも思わなかっただろう滝汗滝汗滝汗

 

 

(創世記50:20 - 近代語訳)

貴方がたは、私に悪をたくらみましたが、神はそれを善に変え、多くの民の命を救うために今日のようにして下さったのです。

‐ヨセフの言葉

 

悪を企むのは、悪魔や魔物であって、残念ながら、そんな目に見えない魔物に支配(コントロール)されてしまった人々が例え、誰かを傷つけ、奪ったとしても、神はそれを善に変えて下さるというのは、真理だと思う。そして、いつも、神はその根回しをしてくれている…滝汗

 

生まれた時、嫌、生まれる前に遡って根回しして貰っていたという事になるw

 

11月になった今、私は、既に洗礼を受けている…。

ただ、まだ、この Salvation(救い)の本当の意味を理解出来ていないし、未だ手放せていない、悪魔への扉がある…ドクロ

 

このブログでは、私が洗礼を受けるまでに起こった変化を Salvation(救い)として書いて行こうと思う…。