まだ、2021年、コロナ真っ最中だった頃、それまで通っていたヘア・サロンがあったのだけれども。
薬が強すぎるのか、金髪がブチブチと切れて(割けて)、あー、こりゃダメだなーと思った事があった。
日本人(アジア人)の髪を扱える人がいないのは仕方ないとしても、当たり前だが、余り質の良い薬剤を使っているとは思えず
そして、キプロス人の性格を鑑みて、誰か、キプロス人じゃないヘア・ドレッサーはいないのか?と思い、グーグルで、リマソールで良さそうなサロンを探した事があった。
フランス人男性で、初めコンサルテーションという事で、髪を見て貰って。
その後、チリヂリになった髪が再び伸びて来るまで、トリートメントをこまめにしてもらい1年位で、大分髪の毛の長さが揃って来るところまで来た。
髪を切ってもらっている間、日本はどういう国なのか?って話をしたり。
かれこれ、もう通い始めて2年以上になるのだけれども。
それこそ、今年の頭位から、日本の宗教という話から、何故か聖書の話をする事が多くなった。
私自身もそうだったし、多くの日本人がそうなのだと思うのだけれども。
日本にいて、宗教がネタで人種差別というか、喧嘩になる様な事は余りないんじゃないかな?と思う。
誰か亡くなれば、仏教のお寺に埋葬し。
クリスマスには、クリスマスケーキを食べ
新年には氏神様とか、近所の神社にお参りに行き、八百万の神々が住む、仏教と神道の国というイメージなんじゃないかな?と思う。
学校で幼少から生徒たちが教室の掃除をしたり。
割と、礼儀正しく、街は綺麗というイメージを持たれる。
ただ、その一方で、人間性とか国民性と宗教が余り結びついていない。
そして、余り、個人の信仰によって、結婚出来ないとか、喧嘩になるとか、差別を受けるという事が余り無い。
私は、そういう日本が好きだったし、日本人に生まれて良かったと思う一つの理由でもあった。
ユダヤ教信者・キリスト教信者・イスラム教信者はいつもどこかで喧嘩(戦争)しているけれど
日本で余りそういう話は聞かない…
そんな風に思っていた。
そして、割と、エネルギーだの、龍だの、スピリットだの、それこそこの10-20年でスピリチュアル的な世界への認識や認知も高まって来て、霊的覚醒度の高い人種の一人なんだと思っていた。
スピリチュアリティ―を大事にしている、つまり、目に見えない世界を大事にしている。
だから、スピリチュアルな人々みたいな
でも、聖書を読み始めて一番初めに思ったのが…。
神道は、所謂、Peagan(ペーガン・多神教)だし、仏教は、聖書の言わんとする、誤った宗教(False Religion)に該当するんじゃないか?という事だった
クリスチャンでも、プロテスタントの宗派の一つでもある、Pentacostal(ペンタコステ派)と呼ばれる宗派や、Evangelican(福音派)と呼ばれる宗派では、聖書に書かれている事(神の言葉)に忠実であろうとする為、カソリックや正教会もFalse Religionに該当してしまうので、ここで宗派の話はしないけれども。
ただ、人々が言う、目に見えない世界というのは、所謂、英語でSpiritual Realmの事を言い。
人々が言う、神というのは、それは一体何?誰?という
神道では、「xxの神」「xxの神々」と言うのは、それは、実は本当の「神」では無く、「神」を模倣した何か(酷い時には、獣だったり、想像上の生き物だったり、風だったり目に見えないものだったり、太陽や月だったり)を崇めていて。
仏教に関しては正直良く分からないのだけれども、仏陀は確かに実在しただろうし、悟りを開いたのだと思うけれども、仏像には、仏陀は住んでいないのに、仏像を創ってそれを崇めていたり…。
*ただ、仏陀の教えは、どちらかと言うと、道徳的なものとか哲学的なものであって、仏陀の考え方や生き方を模倣した生き方をすることを推奨していたんじゃないかな?と。
本当の「神」に辿り着かない限り…。
悪魔や魔物が神を模倣し、人々が本当の神に辿り着かない様に造り出した、偽りの神である事に気づかない限り…。
知らず知らずの内に、「神を信じて」いようがいまいが、「神」では無いものを崇め、そして、本当の「神」の法に背いてしまっていて、気づかないまま、背き続けてしまっているのでは無いかと…。
そして、この時初めて「罪」の意味を理解し始めた気がした。
それでも、まだまだ、頭で理解しただけで、「は~、なるほどね。」位の認識だった
それほど、神の法に背く重大な過ちとか罪には思えないのだけれども、何故か、居心地が悪い。
自分の世界を自分で創って行ける…。