ちゅんちゃん(愛鳥)が虹の橋の麓に逝ってしまった。
まだ四十九日も終わってないのに夫は、
「コザクラインコを見てくる」
と言うのだ
まだ、ちゅんが居なくなって日も浅い。
私は、まだ新しい子をお迎えする気になれない。
それに夫は鳥籠の掃除をしない。
「見に行くくらいやったら良い。でも、ちゅんが亡くなって日も浅い。それに、ろくに世話も出来ないのに飼うのは反対!」
そう言うと部屋に閉じこもってしまった。
それから2週間後…。
ゴルフ帰りの夫が袋を抱えて帰って来た。
「買って来た」
その日のご飯担当の娘が、
「ご飯作ったで!何か買ってきたん?」
と聞くと、
「鳥」
へ?
娘は呆れ顔。
「相談してよー。勝手にそんな事して!」
娘にまで言われてる。
私は開いた口が塞がらない
ちゅんの時もそうだった。
ダメと言ったのに強行手段に出て飼ったのだった。