昔、なかよしで
「ようこそほほえみ寮へ」とかいうマンガが連載されていた時があった。
りぼん派の私は
継続的に読んでいたわけではないのだが
女の子ばっかりで
すぐ近くにいつも仲間がいて
生活という、とても個人的なものを共有する
「寮」というとても不思議な空間に
ぼんやりと憧れを持ったのを覚えている。
そして今、28歳にして
初めて「寮」というものに住んでいる。
寮といっても
借り上げマンションだから
プライバシーは保てるし
人との距離感も保てるし
極めて一人暮らしに近いのだけど
でも、やっぱりすぐ近くに仲間がいるというは
すごく心強いと
最近実感している。
うちの寮には
同期は私以外2人しかいなくて
しかも、年も近くて、2人とも私よりお姉さん。
仕事でしんどいことがあったときに
メールしてみたら「うちおいでー」て言ってお話聞いてくれたり
21時くらいからでもちょっとお茶したりとか
おかず持ちあってごはんしたり
自転車あるからいるかなと思ってメールくれたりとか。
こんなに近くに頼れる人がいるなんて初めてで
状況も似ているから慰め合ったりなんかして
元気をたくさんもらっている。
なにより、家を出て1分で人に会えるという気軽さがいい。
お互いに干渉しすぎない丁度良い距離感もいい。
大学生の時と違って
今ってすごく微妙な年齢で
今の私のこの環境って
ものすごく微妙なバランスで成り立っているものだと思う。
寮っていつまでもいるものではないし
同期も私も
結婚したり家庭を持ったりして
いつこの寮を出ていくかわからない。
きっと、
今私が寮の同期に感じている温かさ、ぬくもりを
今度は自分の家庭に対して感じていくようになっていくのかななんて
想像はするんだ。
だけど
同じように路線変更して職業を変えて
1からものごとを始めた今の心境を共有できるのは
やっぱり同じ環境の人だったりするわけで。
少なくとも
私は今のこの自分の環境を
とてもとても幸せだと思っているということを
ここに記しておこう。
いつまでも続くものではないはかなさと
今あるありがたさを噛みしめて。