ここ最近、勉強していないし、スペルもどんどん忘れて…英語力をキープするため、必死。笑
ということでハマっているヨーロッパの映画を英語字幕で観るようにしています。
※ネタバレあり
まずは、ドイツの映画で”Banklady”
西ドイツで初めての女性銀行強盗の実話の映画なんですが、何故、普通のおとなしい地味な女性が銀行強盗になっていくのか、そしてその果ては…という内容。
何で結局、銀行強盗になったかというと、お金の為ではないんですね。
決して裕福ではない、工場で働く彼女が過激な行動を取った理由は、彼女が好きになった男性が銀行強盗だったから。
彼に惹かれて、一緒に居たいという女心から銀行を襲い始めたんです。
ああ、ダメだよ…。
その人は危ないよ。
と思いながら観るわけですが、最後のテロップに注目。
私の予想とは意外な人生を彼女は送ります。
この映画、銀行強盗を描いている割には、ありふれたバーンバーンみたいなアクションはないんです。
淡々と物事が進んでいくので、スッと心に染みる。
曇り空がとてもよく似合う映画で、当時のドイツの雰囲気なのかな、あの独特な世界と時間の移り方が心地よかったです。
・私がこの映画を好きだったポイント
其の一
Nadeshda Brennickeという女優が主人公を演じてるのですが、彼女がすごい。
ドイツの映画に詳しくないため、彼女のことを知らず、映画を観ている間は、本当にこういう姿なんだと思っていたわけです。
Banklady主人公・Gisela Werler
写真出典元
映画の最初の頃はメイクもしてないような、そばかす全開で髪もボサボサで、まるでやせ細った男の子のよう。
物語後半から、恋をして少し女性っぽくなるんですが、それでも彼女の美しさに目を惹かれたり、そういうことはなかったのです。
気になったので、彼女を検索してみると…
写真出典元
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めちゃ綺麗~~~!!!!
すごい演技派な女優なんだぁと、本当に映画の中とは全然違うから、驚きました。
あの映画の中の生々しい演技からは想像つかない姿…。
こういう人を女優っていうんだなぁと、改めて思いました。
美しい人は世の中に数多くいるけれど、こうやって演技をして人を魅了することが出来る人は本当に一部で、才能と努力の賜物なんだなぁと、プロフェッショナル魂に心打たれました。
そして、好きなポイント其の二を!
私が大好きだったのは、この映画のファッション!!
主人公のファッションがどつぼ!!!!
写真出典元
赤いベレー帽にレトロ柄なワンピ+トレンチコート。
ああ、可愛い…
似合わなくて切ってもらえないけれど、ショートにしたくなる。笑
映画のポスターも可愛いのです。
彼女は銀行強盗するときにウィッグとサングラスで強盗をするのが定番。
他のファッションも。
主人公以外の女性のファッションも素敵です。
スカーフを頭に巻いて、デカサングラス…ああ、もうツボツボ。
物語後半では彼女の表情もどんどん強くなっていき、赤や黄色などの目立つ洋服を着るシーンも多くなっていきます。
この黄色コート+白い帽子のコーディネート好きでした。
ピンク+グレーに白い小物コーディネート。
難しい色合いの組み合わせはなかなか出来ない!
上級ファッションコーディネートだなぁ、スタイリストすごいなぁ、と思った一コマ。
上の写真はすべて下記Youtubeからです。
ああ、この映画を観ていたら、オーストラリアのヴィンテージショップや古着屋、マーケットを思い出しました。
帰りたいっ!