ずっと苦手意識があり行くのも嫌々だったのだが、
結果的にはとても楽しかった。
それも、会った人が良かったとかでなく、
(もちろんそれもあるけど)
街自体に面白みをおぼえてまた行きたいな〜と思ったのだ。なんなら住んでもいいなと思えた。
生まれて初めて東京に対してやさしくなれた。
なぜだろう。
考えると、色々な要素の一つに心の余裕があげられる。
やさしい人には余裕があるように思う。
落としたハンカチを届けてくれたお兄さん。
慣れないスキー靴を履くのにモタつく私をいくらでも待ってくれたホストファザー。
私の洗濯物をたたんでくれる友だち。
お菓子をくれる上司。
それぞれ時間だったり、お金だったり、心に余裕があるから、
やさしくしてくれたのだろう。
前回東京に行ったのは去年の春。
勤めていた旅行会社で働き倒していたころ、
心身ともに大変疲れていた。
対してホワイト会社に転職した今、
ストレスは2000分の1ほどになった。
余裕がないときは大抵、
「〇〇しなければいけない」と思いがちだ。
忙しいと余裕がなくなるのは、
「これもしなきゃ、あれもしなきゃ」状態だからだろう。
そういった義務意識を少し遠ざけることで、やさしいはつくれる。
またひとつ、人付き合いクエストの手助けアイテムが増えた。
もちろん、やさしさには色々な種類があって、
もっと大切なやさしさもあるのだけれど
とりあえず第一歩として役に立たないことはないだろう。
