江國香織が読みたくなる時 | あすのことはあすが心配します

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今日も駅に着く前に爆睡の娘氏。それを見越して持ってきた本はこれ。



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いつか読もうと思ってる本は結構ある。「悪人」「白夜行」「きことわ」「苦役列車」・・・どれも読んではみたけれど、読み始めるとどうにも気持ちがついていかなくて、でも猛烈に活字を欲する気持ちはあって、結局落ち着くのは江國香織の本。本を開いて初めて、これは読書熱ではなくて心の平静を保つために活字を欲してたのだと気づく。いつものパターンだ。




なにがあったわけでもないのに、なにもかもどうでもよくなって、とにかくやる気がでないことがある。その不調な心に生きていくだけの最低限のエネルギーを注入するために、私はどうやら江國香織を欲しているのだと気づいたのはここ数年のことだ。江國香織の本を読むと、どんなに不調でも、不調なりにどうにかやっていこうという、すごくすごくテンションの低いレベルで前向きになれる。ある意味鎮静剤兼栄養剤のような効果だ。江國香織を読みながら、すごく低いテンションで心の平安をキープして、不調が過ぎ去っていくのを待つ。気がつくと本は読みたくなくなっていて、心はすっかり元気になってる。本は大体3/4くらい読んだころだ。




今回の本はいろんな女の人が入れ替わり立ち替わり出てくる話。主人公の一人が友だちの名前と同じだということに今回初めて気づいた。ということは、この本を最後に読んだのは少なくとも6年以上前。今回は、どこまで読めるのか。