リリーッス!サオリリスです。
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ミスiDの結果が発表されたついで(?)に、もう一つ私から発表したいことあがあります。

Twitterで先に発表させてもらいましたが、私は母になります。(写真はイメージです)
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リリース(出産)予定日は来年の春です。

ミスiDの流れをふりかえると、遺影や袈裟のアー写、写経ムービーからはじまり、葬式と転生があり、そして妊娠、出産となるわけです。

期間中は「死生」についてよく思考を巡らせました。芸術にも触れました。
荒木経惟の写真展にも出かけました。「死生」は、アラーキーのテーマでもあります。
大槻香奈ちゃんの個展「私をわすれないで」にも行きました。個展のテーマに通ずるものがあり、とても心に響きました。
この時、私のまわりには、「死生」が溢れていたのです。

私はサオリリスという存在を自ら死へ葬りましたが、今度は新しい命を授かり、生み出します。

まさに、「死生」!!!

思考のみならず、自ら体現しているというか、私の中に「死生」があるという実感が、我ながらおもしろいと思います。

きっとみんな、毎日何かをなくして何かを生み出しているんです。だからみんなステキだし、素晴らしいのです。

今日、水木しげるが亡くなったとニュースが流れてきました。私は水木しげるの漫画もエッセイも人生も大好きですが、ニュースを知った時、悲しいとも少し違う感情が流れました。

心筋梗塞というのは辛そうですが、死そのものについては、水木しげるは恐れていなかったように思うのです。楽観主義というのもあるんですが、死と生だけでない世界が見える方だし、その世界を大切にしている方だからです。
だからなんとなく、あちらとこちらの世界で、楽しげにされているような気がします。あちらでも漫画を描きながら、あちらにいる人(?)たちと、楽しく過ごされるんじゃないかなと思えるんです。

もちろんご親族の気持ちなど含まない意見で恐縮ですが、なんだかそんな風に思えるから、悲しいとは違うのです。
私もいつかは、水木しげるのように、いきたいです。(敬称略失礼しました)

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水木しげるの漫画しか読んだことない(というかアニメの鬼太郎か悪魔くんしか知らない!)という方は、エッセイも超おすすめです。

鳥取県境港市の水木しげるロードも、米子からの鬼太郎の列車も、とてもゲゲゲな感じなんで、ぜひいらして下さい。今はカニが美味しい時期です。by鳥取県ふるさと大使