リリーッス!サオリリスです。
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サオリリスの「DJ辞めます」発言に対する反応が思った以上にあり、辞めるのが惜しくなった。非常にもったいない。(笑)

私、意外と人気者だったんだ!(?)www

今までの私なら、「辞めるの辞めます」とか言い出すところだけど、今回は撤回するつもりはないので自分でも残念である。

辞めないで欲しいという声をくれた方、申し訳ない。

レギュラーであるモグモールだけは続けようとか、主催イベントでDJしようとか、少しでもDJを続けることも考えた。

本当に辞めたいのか、辞めて後悔しないか、辞めてどうするのか、なぜ辞めるのか、実質的に辞めたとして、わざわざ宣言する必要があるのか考えた。

長く続けてきたものごと、長く一緒に過ごしたものごとと別れるのは、普通、簡単ではない。大変な決断である。

それなりの数の苦楽を共にし乗り越えた分、当然想いはつのる。決断したつもりでも、さみしさが別れの言葉を遮る。

私は常に、わがままに自由に衝動に任せて選択をしてきたつもりだけど、今回ばかりは時間をかけて半年近く考えた。ずっと。

それでも考えがまとまらない。なのに気づいたら「DJ辞めます」とブログに書いてしまっていた。

多分、私が寝ているうちに知らないうちに誰かが勝手に書き込んだのだ!(怒) でも、それでいい。

モグモールの日の朝、私は少し感傷的なtweetをしていた。

"夢や希望を手放す"だとか"時間がない"だとか、"みんなは叶えて欲しい"だとか、酔った勢いではないのが逆に恥ずかしい内容である。(笑)

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この時はまだ固まっていなかったし、まさかこんな風に「DJ辞めます」と伝えることになるとは思ってなかった。

正直、ここ最近DJをしてもどこか虚しくつまらなく上手くいかず、盛り上がりに関係なく満足できずにいた。自信を失い、夢も希望も特になく、意識をDJから遠ざけて見ないようにした。悪循環。負のループ。

辛いならやめればいいけど、なかなか捨てられず、怖くて手放せず、葛藤に苦しんでいた。乗り越える術が見当たらない。どうしたらいいんだろう。悩んでいた。

でも、今回のモグモールでのDJは、本来のDJ(または私)は、自由で楽しいものだと思い出させてくれた。最高だった。

自分のDJに気づかされるなんてうぬぼれかもしれないけど、私は自分のDJによってまた、DJを好きと思えたのだ。不思議。

もちろん反省点が無いとは言えないけど、とても楽しかった。あの光景。あの顔。あの気持ち。そうだ、これこれ。

満たされた時に「死んでもいい」と表現することがあるけど、モグモールで満たされた私は「辞めてもいい」と思ったのだ。

だからこそ意思が揺らぎそうにもなったけど、最後の最後の土壇場でまたDJを好きと思えたのでよかった。もう悔いはない。

乗り越えられたから、きっとこれからもっといいDJが出来るし、いいDJになれる。という(あの頃のような)根拠ない自信まで湧いてきた。

ま、もう辞めるんだけど。(笑)

今やたくさんの女の子DJやコスプレDJやアイドルDJがいて、サオリリスが居なくたってシーンは別に困らないとわかっている。

でも、サオリリスみたいなDJはいない。どこを探してもいない。

だから辞めてはいけないような気がしていた。パイオニアとしての責任も感じていた。でも、サオリリスが辞めることでまたおもしろくなっていくはずだし、そう信じたい。

なーんて、何様だ。(笑)

サオリリスのDJを一度一瞬でも聴いて見てくれた人、応援してくれた人、関わってくれた人、本当にありがとう。

おかげで、DJを嫌いになって逃げるように辞めることにならなくて済んだ。よかった。私は幸せ者だ。

DJを辞めても私はサオリリスだし、今後どうするかについてはまた書いていくけど、ひとまず、これまでありがとう。

そしてこれからもよろしく。