リリーッス!あなたのポケットモンスター・サオリリスです。

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映画の後遺症に悩まされている!

「華麗なるギャツビー」
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※あらすじは各自ご確認ください

派手で、豪快で、
虚しくて、寂しくて、
苦しいほどに頑なで、
真っ黒に純粋で、
謎だらけで、
世界一切ない大富豪、
ギャツビー。

ギャツビーの正体が誰か理解した時、
本当に誰か理解した時、
私は理解したことを後悔した。

こんな気持ちになるのなら、
ちょっとの切なさを感じて
その程度に満足していればよかった。

セレブ、パーティー、音楽、
ダンス、おしゃれな洋服、
大豪邸(つーかもう城)、
眩しい夢の世界。

その中心に立つ彼とは、
川の向こうとこちらのように
対極的な本当の彼。

その摩擦で心が痛くて痛くて、泣いた。

それでも、彼がいた頃はきっと、
彼にとって毎日は素晴らしいものだった。
でも今は、桟橋の緑の明かりは霧に隠されて、
ギャツビーの灯火は消えてしまった。

彼と共感できることなど
何もない様に思うのだけど、
引きずりまくっている。

そんな、観たあとが痕になる映画。

私の解釈が正しいかどうか調べるため、
色々と批評を読んだけれど、
どれも薄っぺらいものだった。
私が彼を感じすぎたのかもしれないけど、
もっともっと深いところに本当の彼がいて、
その分ずっとずっと深い悲しみがある。

なーんて、実は私の気付きは人の解説ありきw

かなりスゴイ映画、
傑作なので
見てない方は絶対!
※好みは無視

にしてもギャツビー症候群、
マジつらー・・・全私が泣いた。☆4つ半