リリーッス!あなたのポケットモンスター・サオリリスです。

放送終わりで、私達はケンジさんのお宅へおジャ魔しました。
ケンジさんが溺愛しているインコのホープをみんなで見て「かわいいねかわいいね」と言って、籠から出してやりました。するとホープはパタパタと飛んで、私の頭にちょこんととまりました。
何が気に入ったのかわかりませんが、ホープはずっと私の頭に乗って、時に私のパーカーの中に入り、肩にとまり、髪をちょんちょんつまんだりしていました。かわいすぎました。

その後、糞を放たれました。2014年、運がついたかもしれません。
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帰宅してから、自分でも#しゃれカン観てみました。

gdgd進行よりも、私の動きがやっぱりおかしい・・・なんであんな動きなんでしょう・・・きもい・・・しかし、拓人さんのネオン管&生花はとっても綺麗でかっこよかったし、原さん&ケンジさん&エイジくんは面白かったし、良い第0回でした。

感謝です。

エイジくんは本当に不思議な人で(いや、全員っちゃ全員だけど)、話を聞くと、原さんの言う「神話の人」感を感じるんです。つーか、神なんじゃないかと。

放送の中でも言っていたけど、彼は「夕陽が恐い」んです。

はっ!?ですよね。そりゃそうです。でも、そこでいちいち突っ込んでたらキリがないので話を進めます。彼は死にたくなるほど夕陽が恐く、そういう時、心を落ち着かせるために「携帯にシールを貼る」のです。100均で買ったティンカーベルのシールを、配置を考える余裕が無いのかランダムに貼るわけです。私からするとそんな彼の方が恐いですが。

そんなエイジくん、ある日夢を見たそうです。白い着物を身につけ、長い階段がある高床式の建物の中から夕陽を眺めている・・・そんな夢でした。夢に出てきた場所は一体どこなんだろう?と調べてみたら、どうも「出雲大社」なんじゃないかということで、偶然にも同じ夢を見ていた妹(あえて突っ込みません)とエイジくんは出雲大社へ出かけたそうです。

ちなみに、この時まで、エイジくんも妹も、出雲大社には行ったことがありません。なんなら、夢に出てきた出雲大社は今の姿ではなく、太古の姿の復元図に描かれているもの・・・行けるわけがないのです。復元図も、調べた時に初めてネットで見たし・・・なぜそんな場所が夢に出てきたのか・・・そして、夢の中でも夕陽がついて回る・・・これは何かある!!居ても立ってもいられずに訪れた出雲大社で彼は理解しました。「俺、昔、ココに住んでた!」

しかし、どうも引っかかることが・・・出雲大社の復元図を元にして作られた模型、どうも窓の形が夢に出てきたのと違うのです。加えてそのことに関し、「正しい姿形を教えてあげたい」とこぼす程。どんな考古学者が調べて書いた文献より、どこかの教授が建てた模型より、自分の夢が正しいと確信しているのです。

出雲大社には「コイン投げ」というのがあり、しめなわにお賽銭を投げて、その小銭がしめなわに刺されば願いが叶うとされています。しかし、そんなに刺さってもくれないわけで、たくさんの参拝客がいくらもしめなわめがけてお賽銭を投げているのです。そんな中エイジくんは、一発で刺したのでした。

ちなみに、出雲地方に古くから夕陽を祀るお祭があります。

原さんは「俺、エイジは出雲大社の神の使いなんじゃないかって思うんだよね・・・」とボソリと言ってココアを一口飲みました。化学的根拠など無く、大分怪しい話ではあるけれど、ここまで畳み掛けられると、もはや偶然とは思えなくなり、少し気味が悪くなってきました。

「きっと、エイジは出雲に帰ってやらなきゃいけないことがあるんだよ、ぜってー。夕陽を見て恐いと思うのは、東京でクソみたいにアパレルなんてやってないで、出雲に帰れという先祖(神)のお告げなんじゃねーの。やっぱりエイジはすごい。こいつは神だぜ。」

その瞬間、ホープが急にバサバサバサバサ!!っとものすごい勢いで部屋中を旋回しだしました。ちょ!え!なになになにっ!?急に何?どうしたのホープ!?

そして、ホープはとまったのです。エイジくんの頭に・・・

うわぁぁぁあああ!!
やっぱり神だぁぁぁあああ!!!!


原さんの中で、エイジくんは神であることが確定しているようで、私にもエイジくんを神と崇めて信仰しろとうるさく勧誘してきます。確かに、出雲大社の件はすごい話だとは思うけれど、目の前にいるエイジくんは、ヒョロヒョロのダメ男・・・とても神には思えません。

「えー・・・」と渋い反応を返す私に「ちゃん(原さん独自の私の愛称)、なんでだよ!お前はエイジにいっぱい聞いたほうがいいって!たくさん聞きな!」「神が何でも答えてくれるから、エイジに聞けば的確な答えが返ってくるから!」「なんで相談しないんだよ!お前早く相談しろよ!!」

なんでこの人こんなに熱くなってるんだろう・・・と思っていたのですが、ホープがあのタイミングでエイジくんの頭にとまったもんだから、もしかしたら彼は神なのかも、と思えてきました。動物の感覚というのはとても鋭いのです。

なので試しに聞いてみました。「次回の#しゃれカン、どこから放送したらいいでしょうか?」神は即答されました。「家がいいと思う・・・」なんと、私の自宅から放送しよと言うのです。

たしかに、来週の木曜日は、花魁の2Fを使わせてもらうのが難しく、そうなるとうちかなぁ?という話が出ていました。でも、私は人を家に呼ぶのが大嫌いなのです。滅多にしません。自分のテリトリーに他人が入るのが非常に不愉快なのです。

神が言うのですから仕方ないのかもしれません。でも、確固たる理由が聞きたい・・・そうじゃなきゃ、納得出来ない・・・それくらいうちに人を入れるのが嫌いなのです。「なんで?なんでうちがいいと思うの?なんで?」神の理由を聞けば、納得できるかもしれない、いや、しよう・・・私は神に答えを求めました。

すると神は今度は一呼吸置いて答えました。




「・・・見たいから///」




やっぱり彼は、タダの男子でした。




その後も神に幾つか質問をしてみましたが、どうも調子が出ないようで、だんだん原さんも、「お前ちゃんとしろよ!」とダメ出しする始末・・・どんな神だよ・・・呆れていると、ケンジさんが「ねぇ、みんなで”もののけ姫”観ようよぅ」と言い出しました。

私はもののけ姫が大好きです。かつて自然を神とし信仰していた大和人。人同士の醜い争いや欲のため、その信仰心が薄れていく中で、人と自然との在り方を、アシタカとサンに投影し描いた大作です。

ケンジさんがあまりにも"もののけ姫"と騒ぐので、みんなで観ることになりました。ケンジさんは、アシタカが祟りをもらったところで寝ました。まだサンも出てません。ケンジさんにそっと布団をかけると、私達は帰りました。アシタカとサンのように、それぞれの場所へと。

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