リリーッス!あなたのポケットモンスター・サオリリスです。

結構前の話なんで、みなさんの記憶から抹消されているかも、というかどうでもよすぎて覚えてらっしゃらないかもしれないので、改めて紹介します。

"私の家の近所に、ひたすらアニソン・声優のMVがひたすら流れる喫茶店があります。"

そして、なう其処にいます。

純喫茶店って、普通、この時間なら"ちちんぷいぷい"とか"ten!"とか(関西ローカル)、なんでもないような庶民的なTV番組が流れていて、
私のような尖った人間が訪れても、いつも変わらぬ喫茶店特有の時の流れが、都会の雑踏から優しく守ってくれ、心休まる、
そんな場所だと思ってたんですが、ココは違います。

以前、モーニングを食べに来た時は、田村ゆかり、喜多村英梨、水樹奈々、堀江由衣、スフィア、
アニサマか何かかと錯覚する程豪華なメンツが朝からガン上げしてくださり、心が休まるどころか、ざわついて仕方なかったです。

そして、今日です。

モーニングの時間しか来たことなかったので、夕方のココははじめてになるのですが、なんと、アニソン・声優じゃ無いのです。

(あ、今日はちゃうんや・・・)

画面に映るGLAYを観て、なんとも言えない複雑な気持ちで席に着きました。

(言わずとも理解していただけるとは思うのですが、一応言っておくと、GLAYだったからという意味ではありません。
メインストリーム、メジャー感のあるものが流れていたことに対する感想です。
BELOVEDのイントロのフレーズをコピーしたほど、思春期をGLAYに捧げておりました。誤解なさらぬようにお願いいたします。)

ココには、軽食という概念は存在しないらしく、コーヒーか紅茶という究極の選択を迫られました。

(ナポリタンとか食べたかったんだけど)

コーヒーを飲めない私にとっては、もはや選択のよちもなく、ミルクティーを注文しました。あ、ホットです。
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小さなポットに入ったミルクを好みの量入れます。ココは牛乳やフレッシュじゃなく、生クリームなのが神です。

ミルクティーを頼んでフレッシュが出てきた時のガッカリ感ったらありません。

メイド喫茶なんて、ミルクをまぜまぜまでしてくれるのに、純っぽい喫茶店がフレッシュを出してきやがると、ほんま、仏の私と呼ばれた私の顔も太るでしかし!…まあ、太ったのは喫茶店のせいではないですが、とにかく、ココは良い喫茶店です。

先日購入した『山賊ダイヤリー』を読みながら、ミルクティーを口へ運びます。

優雅な夕方…あら、私ったらホホホ…ゆうがなゆうがた…またうまい事言ってしまいました。
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『山賊ダイヤリー』は、狩猟をし、捕った生き物を自分でむしり、さばき、血を抜き、調理し、食べる…そんな漫画です。

ミルクティーにとても合います。

TVからは、GLAYからアリス九號.、vistlip、VIVIDと、あいかわらずバンドのMVが流れています。

ミルクティーにとても合います。




!?




V系ばっかやん!?




や、やられた…そういうことか…




今日もココは、私を休ませてはくれないようで、なんだか安心しました。

(ココはこうでなくっちゃ)

"喫茶店で、アンティック珈琲店。"
なんてうまい事にはならず、未練が残りますが、そろそろおいとましたいと思います。

マスター、ごちそうさまでした。