リリーッス☆あなたのポケットモンスター・サオリリスです!


鎌倉へ大仏を見に行きました。
(ほれまさに、見ブツつってな。
見物、見仏、念仏。)

実は、サオリリスは鎌倉初体験で、
あの有名な大仏も、今日が初対面でした。
思ったよりちっさい印象だったけど
とても立派でした。
photo:01


胎内参拝もしました。
(大仏の中に入れるのだ)

(坐禅をくんだ脚元の衣類の部分)
photo:02


(頭のパンチな部分)
photo:03


タイムスリップして、
どんな気持ちで、どんな風に造ったか、
造った人にインタビューしたいです。

周りにある他のお寺もまわりました。

絶対行きたかった"建長寺"
建長寺ではこの三門(三解脱門)で
貪欲・いかり・愚痴の三毒を脱ぎ捨てて
仏殿に参拝する流れになっているそう。
photo:04


私、三毒どころか四毒五毒まみれだから
なんか、心苦しかったです。

そしてこちらが建長寺の地蔵菩薩坐像。
photo:05


とても大きくて立派でした。
私が建長寺に来た目的は、
仏像もですが、この仏殿の美しい曼陀羅。
左右にある鳳凰が掘られた欄間もとても
迫力がありました。

さらに奥の間には釈迦苦行像
(釈迦が禅を組み修行をしている像)と、
千手観音像が。
どれも立派な仏像でした。

建長寺から少し歩いた所にある、
"円覚寺"は、北条時宗が建てたお寺です。
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金ぴかの飾りがお洒落な宝冠釈迦如来坐像
は《華厳経》という宇宙規模な教えに
基づいて造られているそうです。

華厳経って何かなって思って調べたら、
調べた分だけわけがわからなくなって
ぐるぐるしだして、結局説明できない
ので、各々調べてください。

釈迦が宇宙の真理をすべてを照らし出し
てますよーっていう話みたいです。
(仏教が分裂する前のクラシカルな教え)

時宗公が祀られている"佛日庵・開基廟"
にもおジャ魔女しました。
時宗公は勉強屋さんだから、
学問の神様としても崇められています。
私もあやかろうと賽銭賽銭。

入口でもらったしおりに書かれた「匙」
(スプーン)という話がなるほどでした。

スプーンは何度もスープの中につけられ
スープを人の口へ運んでいるけど、
スプーンにはスープの味がわからない。
どんなあたたかくておいしいスープでも
スプーンにはそれがわからない。

そんなのあたりまえの事。無機質だし。
でも、人間にもそれが言えて、

どんな立派な人に接しても、
立派な書物を読んでも、
ステキな音楽や芸術に触れても、
スプーンのように無機質・無感覚では
なにもわからないし、身につかないよ。

ってお話です。

大切なものやステキな事件は目の前にある
のに、君が見ようとしなかったら、
知らんぷりしてたら、それじゃいかんよ
なんもわかんないよっつーことです。

すべては君しだい。
さすれば与えられんです。

この辺りは臨済宗になるので、
どのお寺も禅室が大したものになって
いました。
(坐禅って、私 どんなに大変なんだろう)

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長々と真面目な話ばかりだったんで、
お寺にいた猫の和む写真あげときます。
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猫アレルギーだから触れないけど、
この子ひとなつこくて、私に寄ってきて、
目の前でねっころがったんです。

なんか、自分のキャラを計算してる様で
すごくかわいくていじらしかったです。
(まさか、ニャンコ先生じゃ...)

あと、上手くも不味くもない、
ありがちな観光地のおまんじゅう。
大仏まんじゅうの写真もあげときます。
photo:08


顔が気持ち悪いし、大仏を食らうという
のも、なんだか気が引けます。
(がっつり頭からいったけど)
photo:09


「匙」のラストに書いてある事。

"他人を苦しめて自己の安楽を望む者は
怨みのきずなに縛られ、
怨みより逃れる事は出来ない。
この様な人間にならなぬ為に、
日々悔いなく過ごし、小さくても
一日一善必ずする様に心がけましょう。"

じゃあ、また。バイリリーッス☆