昨日、マオの旅立ちを知って愕然としました。
初主演舞台を前に今 他の仕事?
主演といっても、まだ20歳なんです。
はっきり言って まだ何にも出来ないぺーぺーなんです。
朝 一番先に稽古場に行って、一番最後まで稽古してなんぼなんです。
それなのに…。
舞台のHPを見てわかりました。
チケット ほぼ完売なんですね。興行的にはすでに大成功ですよね。
マオの初主演だから…、他のキャストさんのファンだから…、チケットを買ったひとの気持ちは分かります。
私だって時間とお金と家庭が許せば行きたいですから。
でも、『マオがいっぱい出てたらそれでいい!』と言う腐った私に、舞台好きのもう一人の私が聞く?
『本当に見たい?』
『面白いと思う?』
『ちゃんと書き込まれた脚本なら、こんな壮大なお話 1ヶ月掛けても難しい。
想像出来るのは、意味のないSF仕立てに、ただのチンピラのケンカ!ろくにセリフ回しも出来ていない若いキャストの中途半端なアクション!そんなところでしょ。見終わって『まあ、でも、マオ可愛かったし、頑張ってたし』ってとこでしょ。』
昔、まだ「舞台じゃ食っていけない。」と言われていたころ、たった一度の公演の為に長い時間を掛けて板にあがる人達の熱い舞台を見てきた身には、今のイケメン君達の人気におんぶした舞台はやっぱり辛い。
短い稽古期間で練り上げられるほどのスキルをまだ マオは持っていない!
舞台をさせるなら、役者にするなら、ちゃんと育ててあげて欲しい。
この数日の間に、DーBOYのDVDを見ました。
「鴉」
「ラストゲーム」
「アメリカ」
「ヴェニスの商人」
年々難しくなる作品に時間をかけ、じっくりと取り組む彼らの真摯な姿と、それをさせる事務所の姿勢に感心しました。
彼らが一人前の役者に育つことと、彼らのファンの少女達がまた、観客として育つと感じました。
イケメン君たちの集団であるDーBOYS
ファンにウケるだけの簡単な舞台を作るほうが、時間もお金もかからない。
今年の「ヴェニスの商人」なんて、シェークスピアですよ!
あの難解なセリフ!
日本人には理解しにくい宗教観や時代背景。
それを見事にやりきった彼ら。
本当に凄い!
今回はでていませんでしたが(つかさんの舞台にでていたため)初代タクミの柳下大くんの成長が凄い!
マオにもそんな環境が欲しいと感じました。