「子どもの考えていることがわからない

どう接したらいいのかわからない

 

ママと子どもが100%笑顔になれる

~やわらか親子ヒーリング~

 

主宰の豊中彩帆里です。

生きづらさを手放して親子の心がグッと近くなる方法をお伝えしています。

 


 

休日に、娘の願いで買い物へ。
夫と娘は“スイミングが1級になったら買い物に連れていく”という約束をしていたよう。

先日娘が1級に合格して、夫におねだりをしていました。

 

高校でダンス部に入ったADHD息子は、部活で使う洋服を買いたくて
「俺も行くー」
となり、私も一緒に行くことになりました。

流石に夫と仲がいまいちなので、3人では行かせられないし

 

 

娘はアニメイトでお買い物。
全部に付き合って助言する夫なので、

いつもより金額が上がり
お会計にいって、まじかー!と思った私。

 

息子はアニメイトには興味が無いので、

ヤマダ電機に行ったら、欲しかったフィギュアを見つけた。

 

娘にはお金をたらふく使ったあとで、

フィギュアを買うか買わないか悩んでいる息子に対して
「かうの?それ」
と私が聞いても嫌悪感丸出しの言い方で言ったので

 

「娘に買ってあげたんだから、買ってあげてもいいんじゃない?それは不公平だよ」
と意見しました。

 

言われた息子は、言われた言葉を反芻しメンタルがえぐられ、どんどんブルーになる+自暴自棄になっていき

 

昼を食べる頃には
「なんであんな言い方になるんだよ。(娘には)いい顔して、(パパは)本当に嫌だ。

あんな言い方しなくたって。何もいらない、もう何も買わなくていい。」
と半泣き状態に。

  

私だと反発して喧嘩にしょっちゅうなるんだけど、

夫からの言葉は、心に刀のように突き刺さり、自己肯定をえぐられ全否定され、自分を殺したくなるようなんだよね。

 

毎回思うのだけれど、夫に息子は認めてもらいたいんだと思うんだよね。それがして貰えなくて苦しんでいる。

夫はといえば、そんな息子の気持ちがわからない。

 

夫は息子のADHDは多少理解しているけど、

怠けと思っている部分も多いし、息子の趣味も理解できない。

普通ではない息子を、自分のレールの上に引きたくて仕方ない。こうして欲しいが強い。

でも夫の引いたレールに乗れる息子ではない。

 

 

息子はこうなっちゃうと自暴自棄になり、負の連鎖をはじめる。

 

切り替えられず、周りに当り散らし、散々な結果になるので、何とかせねば‥と思って、昼ごはんの時に夫に

・息子が傷ついて泣いてること
・さっきの言い方はなかったこと

をLINEで伝えた。

 

息子は私のスマホを覗き見て、
「LINEするなよ」
と怒ってたけど、まだ買い物は続くのだから、昼の段階で当たり散らされる方が嫌だわ。

 

夫から帰ってきたのは
「すいません」
というライン。

 

考えるに夫としては何気ない一言だったんだと思う。

でもね、そういう何気ない一言に心って現れるんだと思うよ。だから傷つく。

 

 

そこから今度は夫がご機嫌取りみたいになっちゃって、ことある事に息子に
「フィギュアを買ってきてもいいよ」
とか言いだした。

 

夫は、あっさりと切り替えてしまったんだけど、今度は息子が切り替えられない。

そりゃそうだ。

でも息子に寄り添えない夫には、切り替えられない息子は理解できない。

 

いつもはこれで、“俺が切り替えて対応しているのに、(息子の対応が)変わらないと、何で変えられないんだ”と夫が息子に詰め寄る流れになる。

 

これはこれで厄介なパターン。

 
元はと言えば夫の対応が悪かったことが原因なのだが、完全に夫は忘れてしまう。

  


なので息子に
「あの人は何なんだ」
と言われたので

(息子は夫が受け入れられない時は“あの人”という表現をする)

 

「悪かったと思っているから切り替えたんでしょ。あんたもさっさと切り替えなさい。

いつも切り替えられなくて最後に怒られるでしょ。」
と言ってみました。

 

切り替えは特性上、下手なのは知っていたんだけど、あえて言ってみた。
いつもあえて言ってみて、玉砕されるんだけど、いつかはできることを願って、あえて言うようにしている。

ここは、私の踏ん張りどころ。

 

そしたら息子が頭をかきながら
「おれ、そういうの苦手んなんだよ。あー!!」
と半分叫びながら、どうしていいか分からないって感じで言っていて

今までそんな姿は見た事なかったので、

息子は高校生になり、少し成長したんだなと、私は実感。

大人の階段を少しずつ、息子なりのペースで登っているみたい。

 

この経験を息子の成功体験に持っていきたい、と思い、今ここで、夫が出てきてもらっては困るので、夫は娘と一緒に行動してもらうことにした。


息子のダンスの服や靴を見て回っているうちに、息子の頑なな感情が和らいでいくのが私は手を取るようにわかり、安堵。

 

自暴自棄で当たり散らす、最悪の事態は免れて、楽しい休日となりました。

 

後日、息子に

「あの時、切り替えられたじゃん」

と言ったら、

「いろいろお店を回っていたら、気持ちが変わった」

と話してました。

振り返りも大事なので、振り返りも一応させ、それが次に繋がるといいなと思っています。

 

 

 

 

 

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