今日のお役立ちコラムは中耳炎。




40℃近い発熱。

何かしら~??と思っていると
病院で
「耳が赤いね。」
とか
「中耳炎だね」
なんて言われる場合があります。


中耳と言うのは
鼓膜の内側にこと。
中です。

簡単に言うと、
そこに鼻水が溜まって
膿んでしまうのです。

だから痛いですI

酷いと鼓膜が破けてしまうこともあります。


鼓膜より外側を外耳
鼓膜より内側を中耳といいます。


なんで中耳に膿がたまるのか?!


鼻と耳は耳管という管でつながっています。その耳管が子どもは短いのです。

鼻水って、子どもにとって
「フン」
と出すより、
「ズルズル」
って吸う方が楽なんです。

鼻水を吸ってしまう
I耳管に鼻水が行ってしまう
I中耳に鼻水が溜まる


中耳に溜まった鼻水は出てこれません。
なので、膿むしかないんですね。


膿んで赤くなっている時は
痛いし、発熱もします。

鼓膜が破けると
膿が排出されるので
発熱は下がります。
耳から膿が出てきます。

前に、中耳炎を知らない保護者から
「耳から鼻水みたいのが出ています。」
と表現されていました。




最初は抗生剤を飲んで
投薬治療になります。

耳鼻科で鼻水を吸ってもらう。

それでも治らない場合は
鼓膜を切開して膿を出します。

ちなみに鼓膜は・・・再生しますよ。


だから、子どもにとって
鼻をかめるということは
中耳炎の予防につながるんですね~。


膿は移動します。
なので、寝ている時に
耳を痛がっても
起きたら耳を痛がらないということがあります。


何度も中耳炎に罹っていると
兆候と言うのがあります。

・鼻を吸うことが増えたとか
・耳を掻いていることが増えたとか

そんなことが初期にあったりします。

自分で
「耳が変I」
という子もいますね~。


そういう兆候を見逃さず
初期の時に対処していくと
難治性にならなくて済みますよ。



あと、病院の先生が言われていましたが・・・


肺炎球菌って、
実は中耳炎になる菌の1つなんです。

予防接種が定期化されるようになって
難治性の中耳炎は減ったそうです。


たしかに・・・

息子の時は肺炎球菌の予防接種は
定期化されていませんでした。
なので接種していません。

その関係なのか、
何度も中耳炎をして、鼓膜の切開もしています。


しかし姫は
肺炎球菌の予防接種が定期化されていたので
難治性の中耳炎にはなっていません。


耳の構造とかもあるとは思いますが
関係しているかもしれませんね~。


小児科と耳鼻科どちらに行ったらいいですかI
と聞かれますが・・
出される薬は一緒です。

小児科では
鼻水を吸ってくれないところもあったり
耳垢で耳の中が見れないという場合もあります。

中耳炎だな?!+゜と思ったら
耳鼻科の方がいいと思っています。
やっぱり、餅は餅屋ですからね~。



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