目黒|目黒寄生虫館 | サオタビ!!

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先日、四国に住む旅友から
『久しぶり!元気?』
『仕事で東京に行くことになったんだけど、遊ばない?』

とLINEが来た。



「いいよ!」と返信したところで、
あれ?わたくし今誰とLINEしてるんだっけ?
これって本当に四国の旅友かな?

とふと思い。



「あれ?今わたくし、四国の○○とLINEしてるんだよね?」
と確認。かなりの割合で頭が大変なことになっている模様。



『そうだよ!しっかりしろよ!』
という友人の励ましが心に沁みた。





しっかりしたい気持ちは、山々です。





「で。今回はどこ行きたい?」
『今度こそ、寄生虫館に行きたい。』
前々からこの友人と、目黒にある寄生虫館を狙っていました。
ようやくその夢を叶える日がきたのです。



「オッケー寄生虫館ね。」
一体、どんな館なのでしょうか。わくわくです。





そして約束の日。
あぁ、ちなみにわたくしのブログは基本、名前と写真を前面に押し出す個人情報駄々漏れブログなのですが、今回は大人の事情で友人の名前や写真は掲載しません。

こう言うと
『本当は一人で行ったのに恥ずかしくて書けないから友人と行った事にしてるんだろ』
と思う輩がいるかもしれませんが、そんな輩は下痢にでもなればいい。

目黒駅で友人と久々の再会を果たし、寄生虫館へ。
目黒寄生虫館寄生虫館ていうから、どんなおどろおどろしい館かしらと思っていたら、意外と清潔感溢れる感じ。
寄生虫の標本がきれいにショーケースの中に並べられています。



しかもね。こちらの館。
入館料無料なんです。
「これで無料だなんて、すごいね。」

こちらの施設は創立以来60年にわたり、独立採算により運営を続けているんだそう。
国や自治体の運営や補助ではなく、財団資産の運用益と有志からの寄付金で。

「すごい、がんばってんだなぁ」

でも昨今は経済情勢の悪化により大変厳しい経営状態なんだそう。
なので、来館の際には寄付をお願いしますとのこと。
勿論、素晴らしい展示を見せて頂いたので寄付してきました。





では展示内容を少しだけご紹介。
【以下閲覧少々注意】
※気持ち悪くない寄生虫を厳選してきました。
でも念の為、全く駄目な人は見ないで下さい。





まずはこちらの写真。
目黒寄生虫館寄生虫にも雄と雌がいる事に驚き。
生き物だからそりゃ雄と雌はいるんだろうけど…


「彼らにも出会いがあるんだね。」
“俺たちの出会いはSAORIの体内だった”なんて言われてるかもよ。』

“次の合コン、19時にSAORIの腸に集合ね!”とか?」
「…」
「勝手に合コンすんなよ、人の腸内で。」

まったくです。あとパワースポット呼ばわりも勘弁です。

けれども、こちらの寄生虫館はデートスポットとしてもネットに取り上げられている場所。
この寄生虫カップルを見て、
『こいつらの出会いは腸だけど…』
『そういえば俺たちの出会いはゲレンデだったな。』
なーんて、消えかけた愛情も再燃するかもしれません。
倦怠期カップルは是非行ってみてください。





そしてこちらのパネルを見て、わたくし達ふと気が付いた。
目黒寄生虫館
「寄生虫、どうやって腸まで辿り着くのかな?」
『確かに。胃酸でやられないのか…?』

「胃を越えられるか越えられないか…」
『命懸けの闘いをしているのか…』

「まさに胃は…彼らにとって…」
「天城峠…」


“越える”=“天城越え”という脳内回路をどうにかしてください。
寄生虫の中には胃酸に強い殻に被われていて、胃酸(PH3)で刺激された後に腸液(PH7,2)に触れることで孵化するやつもいるらしい。
人体の最終兵器・胃酸でダメとか、どうしていいのか分からない。





それからこれ、ダニなんだけどね。
目黒寄生虫館吸血後の大きさ、やばいでしょ。
一番右のダニ、吸い過ぎでしょ。
こんなの体についてたら泣く。





そしてこちらの館の目玉寄生虫。
目黒寄生虫館全長8,8mの日本海裂頭条虫。
サナダムシの一種、かな?
こいつが生息できるくらい、人間の腸って本当に長いんだなってしみじみ。
体節数は約3000。数えるのも気が遠くなる。

幼虫がいるマス寿司を食べて3ヶ月後に便と一緒に虫体の一部がちぎれて出てきて気がついたらしい。
トイレ行ってこんなのケツの穴から出てきたら泣く。





ちなみにわたくしと友人が一番の衝撃を受けた寄生虫は
バンクロフト糸状虫。
気になる方は調べてみてください。
他にも、ここには載せたくないグロイ寄生虫が沢山いました。





最後に、2Fにグッズ売り場があります。
わたくしが購入したものをご紹介しましょう。


まず、ものさし。
目黒寄生虫館こちらは自宅で使用します。


次に、フタゴムシ付箋(320円)
目黒寄生虫館寄生虫館のロゴにもなっている「2匹が出会ったら二度と離れない」フタゴムシ。
なかなか勿体無くて使えません。


最後にミニバッグ(1080円)
目黒寄生虫館こちらは通勤時にお弁当入れとして現在使用中です。


『SAORI氏、これ会社に持ってったら』
『あだな、パラサイトになるよ。』

今のところ大丈夫です。
目黒寄生虫館もしこのミニバッグを持った女を都内(特に新宿近辺)で見かけましたら、90%の確率でわたくしです。
出来ればそっとしておいてください。



最後に、寄生虫館を後にしたわたくしと友人。
「…魚とか、火を通して食べようね。」
『…しばらく刺身は食べない。』
と誓いました。加熱、大事!


ご興味ある方は是非お出かけください。

【目黒寄生虫館】
〒153-0064 東京都目黒区下目黒4-1-1
ペタJR他各線目黒駅西口より徒歩約15分
電話03-3716-1264
時計10:00~17:00
定休日月曜日・年末年始(月曜祝日の場合は翌平日)
y’shttp://www.kiseichu.org/


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お金持ちに寄生して高等遊民になりたい。
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これわたくしが喜ぶのでshokoponお願いします。

今日も読んでくださってありがとうでしたseiseisei
シャロームsei